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ドイツからパリ⑤【フランス人ジャーナリストと一緒にマレ地区散歩】

ドイツからパリへのミニ旅行3日目の最終日。

ルーブル美術館の香取慎吾さんの初個展から始まったパリミニ旅行。

ノートルダム寺院、エッフェル塔、凱旋門・シャンゼリゼ通りと外せない定番観光地を経て、今日は知り合いのパリジャーナリストさんとマレ地区の散歩に来ています。

 

マレ地区は昔ながらのパリ、ユダヤ人地区、さらに再開発で今どきのおしゃれなパリなどが交じり合って混沌とした印象でした。

本日の後半は、そんなマレ地区の様子をたくさんの写真でご紹介します。

 

一人だったら多分この地区の魅力に気が付かなかったでしょう。

連れてきてくれたフランス人ジャーナリストさんに感謝です。

ドイツからパリへのミニ旅行3日目。 本日は最終日です。 今日の予定は、凱旋門に行ってシャンゼリゼ通りを散歩、友達の知り合...

 

マレ地区で昔ながらのパリを満喫・異国情緒も満載

地元の知り合いに案内してもらいながら、マレ地区の散歩を続けます。

 

 

日本のショップを発見。【着物屋】って日本語そのまんまのネーミングです。

 


friend
あー、イスラエルのデーツ売ってる!

私大好きなの、これ!

 

みなさん、デーツってご存知ですか。はかりの左横にある赤っぽい食べ物です。

中近東で生息しているナツメヤシの実なんですが、ドライフルーツとしてよく売られています。

私はあまり食べないんですが、添乗員として世界中を旅していた友人は、デーツ大好きで、特にイスラエルのが絶品と、昨日も話していたばかりなのです。

 

 

その他にもいろいろ珍しいものが売っていて、フランス人も結構いて賑わっています。

 

昔ながらの量り売り。外から見た様子もレトロ。

ドイツ人イスラエルのお店あったかなあ・・・アラブ系の商店はあるけど、正直今まであまり入ったことなかったです・・・

アジアンショップならよく行くけど、ついついなじみがあるところに行ってしまうものですね。

 

木組みの家も風情があります。

 

歴史的建築物には看板が

 

真ん中が歪んで”く”の字の逆になってるのわかりますか?

歴史的建造物の証拠である、”パリのヒストリー”の看板が横にありました。

反対側からみた様子。こんなに斜めになっちゃって、大丈夫なんだろうか・・・

 

ちょっと歩くと普通のおしゃれカフェが。

右側が行き止まりなので、車を気にせず外でゆっくりくつろげます。

至る所にカフェがあります。

素朴なパン屋さんなんですが、建物が可愛い。

この外観、気に入ってしまいました。

アラブ系のお店?と思ったら、付き合ってくれた知人曰く、フランスの昔からある由緒あるお店だそうです。

確かに外の看板はフランス語でした。

 

中は今どきで普通にきれいなんですが、外見が風情があってやられました。

中ではお惣菜が売られていました。

 

 

こちらは昔は由緒あるホテルだったそうです。

今は図書館になっています。

 

ユニクロのバックを持った人がたくさん

歴史的建造物に心を奪われて、写真は撮らなかったけれど、マレ地区にも今どきのお店もたくさんあります。

そして、ユニクロがとっても人気なんです。

 


知人
ユニクロってパリですごく人気あるよ~。

この近くにもユニクロショップがあるの。


fujiko
あー、ほんとだ、ここにもあそこにもユニクロのバックを持った人がたくさんいる!

friend
日本経済に貢献してくれて、ありがとうございまーす。

 

おいしいレストランでは日本人がたくさん働いていて、ユニクロも大人気。


fujiko
そういえば、ハイデルベルク大学時代、シェアハウスで同居していたパリ人、北野武大好きで、パリでは大人気って言ってたなあ。

 

なんか、パリって日本人と相性いいのかもしれない。

 

ヴォージュ広場に到着

こうして散歩をしながら、本日の最終目的地のヴォ―ジュ広場に到着しました。

真ん中に公園があって、周り四方が、赤いレンガっぽい建物で囲まれています。

 

お城みたいです。

アーチの下にあるお店は、おしゃれなカフェだったり、高級レストランだったりいろいろです。

 

広場の脇にあった裏庭のようなところに入ったら、お庭を発見しました。

後から調べたら、【シュリー館の庭園】でした。

今では歴史的建造物として登録されていて、パリでも最も美しい建物の一つと言われているそうです。

 


fujiko
全然知らなかった・・・

何気に見学しちゃったよ。。。

 

ヴォ―ジュ広場の周りは、四方とも全部建物で囲われています。

外側はみんなきれいですが、建物によってアーチの天井がきれいに整備されているところと、むき出しのままのとろこにわかれていることを発見。

 

こっちは天井がむき出しのまま・・・

これから修復していくのかな???

あ、”イッセイミヤケ”さんの事務所を発見しました!

 

 

せっかくなのでヴォ―ジュ広場の中を通って帰ることにします。

みんな公園で太陽を楽しんでいます。

こういうところはドイツと変わらないなあ・・・

のどかです。

 

ユダヤ教の会堂【シナゴーク】


fujiko
この地域にシナゴークがたくさんあるけど、他の観光地みたいに見学することはできるの?

知人
ううん、ここは信者が行くところなの。

私たちが見学できるようなところじゃないよ。


fujiko
そっかー。

地理的にはこんなに近くにいろんな文化が密集しているのに、混ざり合うのではなくて、それぞれ所属している世界はやっぱり別々なんだね。

 

 

帰り道にシナゴークの前を通りました。

これを見て、またチェコのプラハで見たシナゴークを思い出しました。

 

あちらはピンクで遊園地みたいな色彩だったけど、こちらは周りの建物と同系色。

でも形はそっくりですぐわかりました。

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とうとうパリからお別れ【ハンブルクとベルリンへ解散】

もう夕方です。

ドイツに戻る時間が迫ってきたので、地下鉄駅に向かって歩きます。

 

あー、こんなに可愛いタイルが住所として使われています。

タイル好きの私がマドリードで買った自分土産の表札にそっくり!

2018年5月 マドリード観光二日目。 さて、今日は本格的なマドリード観光をする予定。 (初日の様子は観光編①と観光編②) ...

 

あ、バスチーユって書いてある。

 


fujiko
バスチーユ監獄のバスチーユってこの辺にあったってこと?

フランス革命時代を思い出してしまいました。

パリってやっぱり歴史の宝庫です。

 

現代パリに帰ってきました・・・

ここでみんなともお別れです。

 

付き合ってくれた、知人のフランス人さんは次の予定、友人はオルリー空港からベルリンへ、私はシャルルドゴール空港からハンブルクへ戻ります。

 

すごく有意義で楽しいパリの三日間でした。

シャルルドゴールは地下鉄とRER線同じチケット/オルリーは地下鉄とバスのチケット別々に必要

 

最寄りの地下鉄でシャルルドゴール空港へ向かいます。

私は地下鉄からRER線に乗り換えるけど、1枚のチケットで全部行かれます。

オルリーに行く友人は地下鉄からバスなのですが、バスに乗る時新たにチケットが必要だそうです。

 

パリ市内からオルリーもシャルルドゴールも距離的にはそう変わりませんが、バスは渋滞にあったりするし、ダブルでチケット買うのも少し面倒かも。

 

私はたまたまハンブルクからの一番安いチケットがシャルルドゴールだっただけですが、比較するとなんとなくシャルルドゴール空港の方が行きやすいかな、と思いました。

 


fujiko
楽しかったよ~。

どうもありがとう!


知人
こちらこそ。

ドイツに行ったとき会いましょう。


こっちに来るときは連絡して~。

またね。

 

彼女がいなかったら、こんなにマレ地区を楽しめなかったです。

本当に感謝!

もし彼女がハンブルク来ることがあったら、いろんなところ案内してあげたいな。

 

最後にちょっとしたアクシデントが二つ

地下鉄をLes Halles(レアル駅)で降りて、RER線に乗り換えます。

シャルルドゴール空港に行くにはB線に乗ればいいので、標識をチェック。

よし、これで大丈夫・・・と思ったらなんかちょっと違う。

よくみたらRERのB線の南方面て書いてありました。

これはオルリー空港方面に行くみたいです。

 

同じRERのB線でもシャルルドゴール空港はきた方面。

今回はNORDの表示と空港マークを見つけてやっと安心。

念のために駅詳細の看板もチェックしてシャルルドゴール空港表示を見つけて安心。

プラットフォームでも、シャルルドゴール空港行きとそうでないのがあるので、画面をみてチェックします。

 

無事に乗り込んでほっと一安心。

12駅くらい乗るので、最初は混んでいた車両内も後半はだんだん空いてきます。

 


fujiko
これで最終まで行けば空港だから後は乗ってればいいよね。

帰りはエアフランスじゃなくて、Eurowingだから、多分ターミナル1か3だな。。。

 

と、のんびりしていたら、なにやら社内アナウンスが。

心なしか乗っている人も聞き耳立てています。

なんか重要そうなアナウンスだけど、フランス語だから全然わからない・・・

 

と思ったら、空港の一つ手前の駅で全員降りる準備を始めています。

???となっている私に、誰かが英語で「あと2分で空港だよ」とかなんとか言いますけど、だから何?って感じです。

 

でも、全員降りてしまって私も降りないといけないようなので、とりあえず下車。

「多分この電車がアクシデントでここで停まって、次の電車が空港に連れて行ってくれるのかな」

と漠然と思っていると、大多数の人がホームに降りてそのまま止まらず、さらにどこかに行ってしまいます。


fujiko
んー?

このプラットフォームに次の空港行きの電車が来るんじゃないの?

 

みんなと一緒に階段を下りながら、「こりゃあ、本格的に誰かに聞かないとだめかなー」と思っていたら、親切な学生さん風の方が声をかけてくれました。

 

何でも空港行きの電車は違うフォームから出るということで、空港のマークがついた看板を指さしてくれて、こっちに行け、とのこと。

みればさっきの人たちもみんなそっちのフォームに向かっています。

しかも、行ってみれば、空港行きの電車は出発直前。


fujiko
あー、さっきの人が空港行きの電車あと2分だよ、って言ってたのこの意味かー。

 

それにしても英語ってやっぱり便利だなあ。

 


fujiko

彼らも英語達者じゃないのに一生懸命伝えてくれようとしていたし、私のインチキ英語でも困ったときは意思疎通できたもんね。

フランス語だけだったら本当に全然わからなかったもん (しみじみ)。

 

やっと空港に到着

乗り換えたRERで下された空港駅。

ここからさらにモノレールみたいのに乗って自分の飛行機が出発するターミナルまで行くらしいです。

調べたら私が乗るEurowingはターミナル1なので、そちらに向かいます。

 

空港到着したのは出発時刻の2時間前。

アクシデントもあったので、早めにパリ市内を出て正解。

 

とりあえずさっさと出発の近くまで行って軽食でも買おうかな。

 

と思ったら、混んでる。

軽食売り場も長蛇の列で予定変更。

 

コンビニみたいなところで、パンとプリングルスとマカロンでお茶を濁す。

そういえば、お昼カフェでおっきいマカロン食べるの忘れたし、その代わりに。

 

と思って、本を読みながら待っていたら、いつまでたっても私たちの飛行機だけコールされない。


空港の人
お急ぎの所たいへんご迷惑をおかけしますが、飛行機が遅れます。

 


fujiko
えーーーー。

 

やれやれ、小さい飛行機会社だと、代わりの飛行機がないから、一つ遅れると次々と予定が遅れていく。

仕方がないので、やっと空いてきた軽食売り場でビールでエネルギー補給。

結局1時間以上遅れでドイツに向けて出発しました。

 

パリ出発。

さようならパリ。

待たされ続けて、もう真っ暗。

 

乗ってしまえばあっという間、90分くらいでハンブルク到着。

 

帰ったらもう日付が変わるくらいの時刻。

とっくにベルリンに戻った友達から連絡が来ていました。

 


fujiko
すごく楽しい旅だった~。

行って大満足!

 

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