先日日帰りでデュッセルドルフに行ってきました。
ハンブルクから、電車で4時間、滞在4時間、再びハンブルクへ4時間のミニ旅でしたが、日本をたっぷり味わえました。
デュッセルドルフは日本人にとって特別な町です。
町の中に日本人街といってもいい、とにかく日本文化であふれている地域があるのです。
こんな大きい規模で一ヵ所に集中してる日本人街は、ロンドンでもパリでも見かけません。
ヨーロッパで一番の日本人町といっても過言ではないのがデュッセルドルフです。
食事といい文化といい、本、ホテル、不動産屋さんまで、とにかく日本のものと、日本語と日本人であふれています。
日本人として、好きでたまらない人、またはせっかくヨーロッパに来たのにあまりにも日本過ぎて、ちょっと物足りない人、感じ方はそれぞれだと思います。
でも、どちらにしても日本人にとって特別意識する町なのは変わりません。
今回は、たった4時間デュッセルドルフにいただけで、どれだけ日本の物を発見できたかご紹介します。
デュッセルドルフ中央駅から徒歩3分・絶対外せないImmermannstraße
朝6時のICEに乗ってハンブルクからデュッセルドルフへ出発です。
外はまだ暗い。そして乗客は駅で買ったパンやコーヒーなどを持ち込み車内へ。
ドイツではよくある光景です。
かくいう私も同じく、パンとコーヒーを持ち込んでいます。
ドイツのパン屋さんは朝早くから開いているので、私もいつもこのパターンで慣れています。
乗ること約4時間。乗り換えなしでデュッセルドルフに到着します。
デュッセルドルフImmermannstraßeに到着
デュッセルドルフの中央駅から、徒歩約3分。
ここにImmermannstraße/インマ―マンシュトラーセという通りがあります。
この道が日本人なら誰でも知っている【日本ストリート】です。
この通りを端から端まで歩けば、日本のものがすべてそろうのではないでしょうか。
まだ朝早くてお店はオープンしていなかったのですが、看板を見ているだけでも日本語が多くてウキウキします。
インマ―マンシュトラーセに入ってすぐにアジアのお店を発見しました。
お、ラーメン店発見!
その隣も、居酒屋???
あ、同じ通りにまたまたラーメン店発見。
ちょっと行くと、お茶屋さん???
そして、またまたラーメン店。
数年前、私がハンブルクで最初のラーメン店を立ち上げる計画をしていたころ、参考のためデュッセルドルフのあらゆるラーメン店で試食をしたことがあります。
あの頃とはラーメン店の様子も変わったようです。なんだか店舗がさらに増えてるみたい。
更にインマ―マンシュトラーセを進みます。
こちらは薬局ですが、”スキンセンター”とか”医薬品”とか日本語で書かれた看板があるのがデュッセルドルフです。
ドイツでこんなにたくさんの日本にふれると、なんだか不思議な気持ちになります。
特に日本飲食店の多さは凄いです。
いつも自動的に降りている”ドイツシャッター”がこういう所にくるとガラガラと崩れてきます(笑)。。。
道行く人からも日本語が多く聞こえます。
通りの最後に行くと教会が見えました。
こういう建物を見ると、ここはドイツなんだと思い出します。
そのまま少し散歩すると、大きな工事現場が。
あまりにも道をふさいでいて、どこを歩いていいのかさっぱりわかりません。
しかも大規模にやっていてなかなか終わらない。
隣の通りも日本だった・Klosterstraße
Immermannstraße/インマーマンシュトラーセと並行するKlosterstraße/クロースターシュトラーセも日本らしさがあふれた通りです。
せっかくデュッセルドルフに来たので、日本の昼食を食べようと、ちょこっとこの通りを歩いたところ、ずらっと日本の飲食店が並んでいます。
行列しているラーメン店の隣にお蕎麦屋さんがあったり、本当に日本のようです。
どこで食べようか少し迷いましたが、デュッセルドルフの知人にお勧めされたお蕎麦屋さんに行ってきました。
接客も”無料”のお茶サービスも、まるで日本にいるみたいです。
ついついウナギに天ぷらにそばという、日本食の代表全部コースを注文しちゃいました。
満足~!
お昼を食べたらハンブルクに戻る時間が近づいてきたので、今度はここからさっきのインマーマンシュトラーセを通って中央駅に戻ります。
今度は朝と反対側を通ったら、こちらも日本・日本・日本のオンパレード。。。
コナン君がいます。本屋さんですね。
お店は奥行きも結構あって大きいです。
クリーニングって日本語で書いてある。
日本人経営のお寿司屋さんみたい。
日系のホテルがあります。
日本のケーキ屋さん。
またまた本屋さんがありました。
朝インマーマンシュトラーセを通った時に目をつけていた日本のパン屋さんで、自分のお土産を買いこみます。
全部買いたいくらいでしたが、賞味期限短そうだから、泣く泣く厳選します。。。
喜んで持って帰ったのですが、ハンブルクに帰ったら見事につぶれていました。
でも味は美味しかったのでよしとします。
カスタードクリーム好きの私としては、クリームパンや、抹茶小豆パンの中のクリームなどがたまらないおいしさでした。
お総菜パンもあり、コロッケパンやコーンパンなども。
コロッケパンは残念ながら売り切れでしたがコーンパンは美味しかったです。
デュッセルドルフからハンブルクへ
さてさて、デュッセルドルフのミニ旅行も終わり、ハンブルクに戻ります。
行きは直行だったのですが、帰りはドルトムントで乗り換え。
風力発電の塔がたくさん見えます。
ハンブルクに到着です。
朝暗いうちに出て、帰った時もすっかり暗くなっていました。
ドイツの中の日本・デュッセルドルフまとめ
このように、デュッセルドルフに行くと、日本を楽しむことができます。
このように言うと、日本人だけが好きな都市みたいですが、実はデュッセルドルフは日本人だけではなく、ドイツ人にも人気の町で、ドイツ人が住みたい都市調査で常に上位にランキングされているのです。
(ちなみにハンブルクも常連上位で、トップを取ったこともあります。)
日本人街では、日本を楽しめますし、ライン川沿いや、旧市街を歩くとドイツらしい町並みが楽しめます。
ドイツで日本が恋しくなったときはお勧めの場所です。