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フレンチオープンテニス観戦記④【パリ市内観光】

2019年6月

パリのローランギャロスで開催された、フレンチオープンテニスの決勝戦に行ってきました。

フレンチオープンは全豪、ウインブルドン、全米と並ぶテニスの4大大会の一つです。

 

会場の雰囲気やグッズ・催し物など、メインの試合以外にもたくさん楽しめたフレンチオープン。

 

2019年6月 パリのローランギャロスで開催された、フレンチオープンテニスの決勝戦を観戦してきました。 フレンチオープンは全豪、ウイ...

 

昨日で大会は幕を閉じました。

ナダルの強さは健在でした。

 

 

本日はおまけのパリ観光編。

ルーブル美術館と火事の被害にあったノートルダム寺院に行く予定です。

 

 

まずは【ルーブル美術館へ】

最終日の今日はホテルをチェックアウトして、パリ市内へ向かいます。

 

昨日までテニス観戦三昧だったので、帰る前に少しだけですが、今回初のパリのパリらしいところ観光です。

とは言っても連日のテニス観戦で少々疲れたので、チェックアウトは少し遅め。

 

(余談ですが、昔全米オープンテニスを見に行ったときコートの近くにホテルを取って毎日テニス観戦三昧したことがありました。

そしてせっかく行った初ニューヨークを何も観光しないで帰ってきたのです。

 

【ニューヨークはなくならない】と思ってドイツに戻った直後【9.11】が起こりツインタワー消滅。

その時「今あるものが永遠にあるわけではない」と実感。

 

その次に行った全米オープン観戦ではニューヨーク市内にホテルを取り、しっかりニューヨークの観光も楽しみました。

テニスだけではなく、向かいの球場でやっていた大リーグ野球観戦まで楽しんだのもよい思い出です。)

 

 

本日の行き先はルーブル美術館とノートルダム寺院

 

でも実は今回ルーブル美術館に行く目的は美術品鑑賞のためではありません。

ただお土産を買いに行くだけです・・・

 

というのも、去年の秋にルーブル美術館に来た時、出口を出たところで買ったお土産のコースターが日本の友達に大人気。

19年間ドイツから日本にお土産を買い続けて初の【リピート買い】をお願いされたのです。

 

ドイツからパリへのミニ旅行二日目 朝からルーブル美術館で香取慎吾さんの初個展を堪能した後は、普段のルーブル美術館へ。 そして、ノート...

 

こちらがその時のコースター。

 

実は自分でも気に入っていくつか手元においてあります。

今回見つけたらもう少し自分用にも買い足そうと思っています。

 

 

ルーブル美術館到着

ルーブル美術館に到着です。

 


fujiko
赤茶が基調のドイツの建物とはやっぱり感じが違うなあ。。。

 

ルーブルの中庭。

ピラミッドの右手には入場を待つ人が山ほど並んでいます。

入場するつもりなら、チケット事前予約か、朝開場と同時に来るのが必須です。

 

でも今回は私は入場券を買わずに出口の外にあるお土産屋さんに行きたいだけ。

ここは素通りして、お土産屋さんが固まっている地下に向かいます。

 


fujiko
約9か月振りのルーブル。

なんか懐かしいなあ。。。

 

そしてこれまた懐かしい場所を発見。

なんの変哲もない通路に見えますが、ここは去年日本から【香取慎吾さん】が来て個展をやった場所。

 

うわー、あの時たくさんの作品が展示してあって、ものすごく賑わっていた場所が今はこんなに静かです。。。

 

こちらは当時の様子。

柱とか天井を見ると確かに同じ場所なんですけど、印象が全然違いますね・・・

 

ドイツからパリへの小旅行。 二日目のメインはルーブル美術館です。 ジャポニスム2018年の一環としてルーブル美術館で行われている、香...

 

と、感慨に浸っていたのはいいのですが・・・

 


fujiko-surprised
あれ?

あの時コースター買ったお店はどこ???

 

なんと、目的地のお土産屋さんが見つかりません。

行かれるところは全部回ってみたのですが、目的のコースターが売っているショップにたどり着けません。

 

1つ思い当たるのは、ルーブル美術館の出口の直後の通路が無料ゾーンからは通行禁止になっているということ。

 


fujiko-cry
あー、たぶん私のお目当てのコースターはあっちの有料ゾーンで売っているんだなあ・・・

 

 

せっかく来たのにミッションクリアできず残念・・・

でもコースターのために入場チケット買う気もないし、あんな長蛇の列を待つ気もありません。

 

残念ながら今回は縁がなかったということで次の目的地に向かいます。

 

地上に出て凱旋門方向。

 

このピラミッドを見られただけでもルーブル気分を楽しめました。

 

てくてくと歩くセーヌ川も何度行ってもよいものです。

(これで3泊分の荷物を持ってなければなー。。。)

 

次に行くのは今年火災にあってしまったノートルダム寺院です。

 

パリで初めてのちゃんとした食事

ルーブルからセーヌ川沿いにノートルダム寺院方向に歩きます。

 

もうお昼なので、ノートルダム寺院に行く途中で軽く食事がてら休憩する予定です。


fujiko
確かこの通り沿いに去年来た美味しいガレット屋さんがあったはず・・・

あれをもう一回食べようかな。。。

 

と思っていたのですが、歩いているうちに気が変わって、同じセーヌ川沿いの他に店にふらりと入ってしまいました。

 

本当にただなんとなく入っただけのお店です。

 

強いて言えば、そのお店のワインを見て【ガレット・ビールの組み合わせより、せっかくだからワイン飲もうかな】と急にワインに気持ちが傾いてしまったのです。

 

お店に入って「本当は白かロゼの気候だけど・・・」と思いつつも、フランスの赤が飲みたくて赤ワインをチョイス。

そして「この料理には赤はあまり似合わないな・・・」と思いつつも食べたかったのでオムレツ。

トッピングが色々あったので、プレーンではなく豪華トッピングオムレツを頼みました。

 

あとテニス観戦疲れかどうも頭が重いので、水を1本注文。

 

こちらが注文の品!

すごいレストランではなく軽食店なので、気軽なものです。

高級ではなくてB級グルメ。

 

でも希望の赤ワイン、重い頭をすっきりさせるはずのボトルの水。

そしてブランチがてらの軽めのオムレツ。

加えてゆっくりくつろげる空間。

これはこれで楽しい時間を過ごせるのです。

 

 

食べながらくつろいでいたら、ウエーターさんが話しかけてきました。

「どこから来たの?」とか「ワイン美味しい?」とかよくあるスモールトークです。

 

一般的によく聞かれる「どこから来たの?」という質問には【どこの国の人?】という意味と【どこに住んでいるの?】という2つの意味が含まれています。

 

ですから、私はその時の気分によって「もとは日本からだけど、今はドイツに住んでいる」とか「ドイツから」とか「日本から」とかいろいろ違う答えをします。

どれも間違いではありません。

 

この日はこう答えました。


fujiko
日本から。

 

 

しばらくすると別のウエイターさんがやってきました。


ウエイターさん
せっかくだからデザートも食べていかない?

 

どっちみちどこかでデザートを食べようと思っていたので、ここで食べていくことにします。

ショーケースの前に連れて行ってもらって、どのデザートがいいか選びます。

 

すると不思議なことが起こりました。

ウエイターさんが私にドイツ語で話しかけてきたのです。

 


ウエイターさん
僕、ドイツ語ちょっと習っていたことあるんだよ。

僕の名前はxxです。

xxに住んでいます。

あー、でもダメだ、やっぱり話すなら英語がいいや。

 


fujiko
えー、ドイツに住んでいるって言ってないのに、どうして私にドイツ語で?

今までのスモールトーク、英語で話してるつもりだったのにドイツ語混じってたかな・・・

 

うー、パリで英語を話しているつもりだったのに何か違ったようです。

すぐにドイツ語で生活していることがばれてしまうみたいです。

 

何がいけないのかなあ・・・

それにしてもパリには実はドイツ語をわかる人が結構多いです。

 

みんなフランス語→英語→ドイツ語(少し)っていう順番だけど。。。

でも片言でもわかるのは凄いなあ。

私はフランス語全然わからないですから。

 

 

選んだデザートはこちら。

アップルのケーキと生クリーム。

ドイツの軽い生クリームではなくて、日本風のしっかりした生クリームでした。

フランスだから小さいデザートかと思いきや、ドイツ並みのどっしり大きいケーキでした。

そしてすっきりエスプレッソ。

 

ここでゆっくりくつろいでいる間に一つ良いことがありました。


fujiko-happy
あ、頭痛が完全に消えている!

 

昨日からなんとなく重かった頭がスッキリしています!

多分水をボトル1本飲んだのが効いたのです。


fujiko
ずーっと外でテニス観戦してたのに、スケジュールがあわただしくて水分不足だったんだなあ。

水ってこんなに大事なんだなあ。。。

 

ここでゆっくりできて良かったです。

 

(本当は一回くらいほんとの美味しい食事がしたい気持ちもあったけど・・・

パリのメチャクチャ美味しいフォアグラ・ワイン・フランスキラキラケーキとか色々、、、

でも、今回はパス(T_T)。。。)

 

元気回復したので、ここを出てノートルダム寺院に向かいます。

 

 

火災のあったノートルダム寺院

セーヌ川を渡ってノートルダム寺院のある「シテ島」に渡ります

 

シテ島からノートルダム寺院に向かって数分歩きます。

 

遠くにノートルダムが見えてきました。

 

前に柵があり、入れないようになっているようです。

この角度、この距離からだと正直火災があったようには見えないです。

 

火災以前のノートルダム寺院

こちらが去年の2018年9月に撮ったノートルダム寺院の写真です。

 

入り口から

側面

 

このような壁画も

正面の祭壇

 

パイプオルガン

 

綺麗なステンドグラス

 

 

ほんの少し前までこのように美しかったノートルダム寺院の内部。

今は一体どうなっているのでしょう。

 

現在のノートルダム寺院

 

今はもちろん中には入れないように全体が柵で覆われています。

 

一通りノートルダム寺院の周りをまわってみます。

 

左側は一面の柵。

かろうじて通行できるよう、少しだけ通路が残されています。

 

たまに柵の切れ目から様子がうかがえます。

 

大勢の観光客で賑わっていたノートルダム寺院が今は誰も入ることができません。

まさか修復作業中に火災が発生するとは思ってもいませんでした。

 

この辺は被害が大きかったところなのでしょう。

周りがすっかり修復用に覆われて、窓も黒くすすけてしまっています。

 

道行く人も大勢立ち止まって写真を撮っています。

ここら辺も黒くすすけています。

 

柵で覆われた場所は終わりです。

 

中で作業している人が見えます。

左側面から、裏側に回ります。

 

裏側も柵で覆われています。

 

橋を渡って反対側へ。

 

痛々しい姿です。

 

ちょうど去年の9月に同じ角度から撮った写真がありました。

比較すると塔が焼失してしまったのがはっきりわかります。

色も全体的にすすけて黒くなっています。

 

 

反対岸からのノートルダム寺院です。

 

今はこのような姿になっていますが、現在作業員が修復作業をしたおり、フランス政府も早期修復を目指す声明を出しています。

それほど大きくない教会の修復に数年~10年普通にかかるヨーロッパで、この修復着手の早さには、フランスの本気を感じます。

 

できるだけ早く、再びたくさんの観光客がノートルダム寺院を訪れる日が来るのを願うばかりです。

 

セーヌ川沿いの露店は健在

火災が起きても、セーヌ川沿いの露店は以前と変わらずたくましく健在です。

風情があります。

 

玉石混合 (ただし石の割合多数…)。

 

プラプラ歩きながら眺めていると自分の気に入ったものが見つかるかもしれません。

私はちょっと引かれる今風のパリ風景画を見つけたのですが、フレンチオープンで散財しているので、気のせいということにして、ここでは何も買いませんでした。

 

ドイツに帰る時間までパリ市内を散歩

ノートルダム寺院とはひとまずお別れです。

次回パリに来た時は、またノートルダム寺院を見学することができるでしょうか。。。

 

これにて本日の予定は終了。

あとはここからパリの北駅に向かうだけです。

 

とりあえず北駅に向かうための地下鉄駅方向へ歩きます。

 

あー、こういうやわやわのケーキとかも食べたかった。。。

左上のイチゴのケーキの上はプリン???

これがホールで18ユーロ???

 

うー、食べたいけど今はお腹すいてない。。。

このままドイツまで持って帰りたいくらい(>_<)。。。

 

地下鉄駅の近くをちょっと散歩しましたが、荷物を持って歩くのは

疲れてきたので、まだちょっと早いけど北駅に向かいます。

 

電車でパリからドイツへ

パリ北駅です。

まだ時間があったので、電車の中用に軽食を買ったり、駅を歩きまわったりゆったりします。

一昨日キオスクもどきで買ったお菓子が意外に美味しかったので、買った軽食もそこそこ美味しいことでしょう。

 

最後にはドイツから持参した本を読んでいました。

 

デュッセルドルフに戻る電車が到着しました。

 

パリともこれでお別れ。

 

ガラガラだった行きと違い、なんだかとっても混んでいます。

 

4時間弱の電車の中では本の続きを読んだり、ちょっとうとうとしたりで

あっという間に時間がたちました。

 

デュッセルドルフに到着です。

 

引っ越ししてもう5か月くらい経つのに、まだ帰る場所がデュッセルドルフということに

ちょっと違和感を感じています。。。

 


fujiko
ジョコとティエムの死闘、ナダルの強さ。。。

楽しいパリのプチ旅行だったなあ。。。

 

後日談【買いそこなったコースター】

唯一心残りだったのは、ルーブル美術館で買いそこなったコースター。

 

「残念だけど仕方ないなあ」とあきらめつつも、うちにあるコースターを未練がましくよくよく見たら。

なんと裏にコースター会社のURLが記載されていました。

 

試しにそのURLに行ってみると、そこはフランスのオンラインショップ。

そしてそこにはもちろんお目当てのコースターが!

 

 

新しい柄もあって嬉しくなり、ついでに自分用にいくつか買い足して即注文しました。

フランスから無事届くかなと心配しましたが、先日無事到着。

これにて日本の友人からのリクエストミッションクリアです!

 

 

フレンチオープンテニス観戦記終わり。

(この時は、一か月もしないうちにまたテニス観戦に行き、フェデラーの試合を1番前の列でみるなどとは、想像もしていなかったのでした・・・)

 

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