2022年6月13日~19日。
3年ぶりにドイツハレのテニス観戦にやってきました。
今年からテラ・ヴォルトマン オープン(Terra Wortmann Open)と名称が変更になったこの大会。
テニス観戦人生の中で初となる全日程通し観戦の第4弾です。
今回は本選4日目から最後の決勝戦までをお伝えします。
後半戦に入り、見どころのある試合が増えてくるので楽しみです。
今までの1-3弾の様子はこちら。
ハレ大会4日目6月16日
毎日のエネルギーの源、本日の朝食
週の中盤に入り宿泊客が多くなってきたのか、今までの個別に運んでくれる方式からビュッフェ形式になりました。
本日も快晴!
ハレのコートの周りにはあまり宿泊施設がないので、いつも近隣の宿泊施設を探します。
今回の最寄り駅はこちら。
単線の駅からハレのコートまで向かいます。
大会第4日目の試合予定表
Center Court
16.Juni | Laslo DJERE (SRB) vs. Karen KHACHANOV (8) | 12.00 Uhr |
16.Juni | Nikoloz BASILASHVILI (GEO) vs .Oscar OTTE (GER/SE) | Im Anschluss an vorheriges Match |
16.Juni | Daniil MEDVEDEV (1) vs. Ilya IVASHKA | Im Anschluss an vorheriges Match |
16.Juni | Tallon GRIEKSPOOR (NED/Q) vs. Roberto BAUTISTA AGUT (ESP/7) | Nicht vor 17.30 Uhr |
Court 1
Datum | Match | Uhrzeit |
16. Juni | Marcel GRANOLLERS (ESP/1)Horacia ZEBALLOS (ARG/1)vs.Santiago GONZALEZ (MEX)Andres MOLTENI (ARG) | 12.00 Uhr |
16. Juni | Ivan DODIG (CRO/4)Austin KRAJICEK (USA/4)vs.Andrey GOLUBEV (KAZ)Maximo GONZALEZ (ARG) | Im Anschluss an vorheriges Match |
16. Juni | Yannick HANFMANN (GER/LL)Jan-Lennard STRUFF (GER/LL)vs.Marcelo ARVELO (ESA/2)Jean-Julien ROJER (NED/2) | Im Anschluss an vorheriges Match |
16. Juni | Kevin KRAWIETZ (GER)Andreas MIES (GER)vs.Tim PUETZ (GER/3)Michael VENUS (NZL/3) | Im Anschluss an vorheriges Match |
本日の会場の様子
来る人も日ごとに増えてきているように感じます。
毎年のようにこの大会を優勝していたフェデラーが最後に優勝した2019年。
この年のフェデラーの準決勝を一番前のボックス席で観戦できたのは今でもよい思い出です。
今でもこの時自分で撮った一番かっこいいフェデラーの写真をプリントアウトして部屋に飾っています。
入口を通って毎日アップデートされる対戦表に対面するとハレに来た、という気持ちになります。
本日も宜しくお願いします。
大会4日目観戦第一試合ダブルス【Marcel GRANOLLERS (ESP/1)Horacia ZEBALLOS (ARG/1)vs.Santiago GONZALEZ (MEX)Andres MOLTENI (ARG)】
今日の最初の観戦はセンターコートではなく、第一コートにしました。
ダブルス観戦です。
サイドライン側の一番前の席を陣取りました。
プロの試合を気軽に一番前で見られるというのは観戦の醍醐味。
何度見てもよいものです。
ラケットが小さくみえる。
ダブルスでは一球ごとにペアが相談します。
これも相談通りにボールを運べる実力があるプロならでは、と思います。
直接話す他もプロはみんなサーブ前にサインなどで、コースとか球種とかの打ち合わせもしています。
私レベルでは狙い通りにサーブを打つとかなかなかできないので、先の事に関しての相談はほとんどありません。
とはいえプレー後とか、技術的ではない気分的な面でのやりとりはたまーにペアとする事もあり、リズムを変えたり、気持ちの切り替えで助かることもあります。
シングルスの試合は100%観客目線でみるだけだけど、ダブルスの方が少しは自分のテニスと比べて考えてる気がします。
もっとも全然違うなー、と思うのがほとんどですけど。
とてもかっこいいフォームだけど、自分がやったら腰を痛めるとか肩が回らないとか、そもそもこんな形になるにはもっともっと筋肉がいるだろうなーとか。
クロスのラリー中、センターコートの真ん中にいられるっていったいどういうタイミングで? とか。
こんな地面にしゃがみこんで待っていたら、ボールが来るまでに立ち上がれないだろうなーとか。
こういう球を横っ飛びで取ったりとか。
どっちも互角で上手なのに、テニスに引き分けはなし。
今回はGRANOLLERS ・ ZEBALLOS組に軍配が上がりました。
勝利、おめでとうございます。
ダブルスを見終わった後はセンターコートへ。
観戦第二試合【Laslo DJERE (SRB) vs. Karen KHACHANOV (8)】
センターコートに行くとDJERE (SRB) と 第8シードのKHACHANOVの2セット目の途中。
第一セットを7-6 で取った第8シードのKHACHANOVがそのまま第二セットも6-4で勝ち取り、セットカウント2-0で勝利。
センターコート第二試合目【Nikoloz BASILASHVILI (GEO) vs .Oscar OTTE (GER/SE)】
続くセンターコート第2試合は、BASILASHVILI (GEO) 対 OTTE (GER/SE)。
こちらは第三セットまでもつれます。
結果は6-4, 0-6, 7(7)-6(3) のセットカウント2-1でOTTE選手の勝利。
勝利ゲーム数では敗れたBASILASHVILI選手の方が勝っていますが、試合の勝利はOTTE選手。
テニスはセット数を取った方が勝ちなので、こういう事も起こります。
テニスは長丁場のスポーツで体力の温存もとても大切。
だめだと思った第二セットを潔く0-6で捨てるのも作戦のうちなのでしょう。
素人の私はつい全部全力で頑張ってしまいますが・・・捨てる勇気はなかなか持てません。
次の試合は本日のメインイベントともいえる再び世界ランキングナンバーワンに返り咲きしたメドベージェフ対Ilya IVASHKAの試合です。
とはいえもうメドベージェフの試合はここまでに何度か観戦しましたし、暑いしお腹もすいたのでちょこっと腹ごしらえをしてからにします。
アジアン風ヌードルとビールをささっと食べてセンターコートに戻ったら、すでに試合は始まっていました。
センターコート第三試合【世界ランクNo1メドヴェージェフ戦】
トップ選手の緒戦はなぜかスコア以上に余裕が感じられます。
観ていて安心感があるというか、、、これも長丁場を乗り切るための体力温存の一種でしょうか。
この試合はメドベージェフが7(7)-6(4), 6-3 のセットカウント2-0で勝利しました。
勝利後、観客の応援に答えるメドベージェフ。
おめでとう。これでまた明日も彼の試合が観戦できます。
本日最終戦【Tallon GRIEKSPOOR (NED/Q) vs. Roberto BAUTISTA AGUT (ESP/7)】
センターコートの本日最終戦は、Tallon GRIEKSPOOR 対 Roberto BAUTISTA AGUT。
AGUT選手の方が私には何となくなじみがありますが、この日は両選手のユニフォームの色が上下とも同じ組み合わせで遠目ではなかなか見分けがつけにくい(笑)
試合はとても接戦でした。
第一セットはタイブレークの末8-6でGRIEKSPOOR選手が取りました。
第二セットは6-4でAGUT選手が取りセットカウント1-1。
そして第三セットは6-2で第二セットに続きAGUT選手が取って、セットカウント2-1でAGUT選手が勝利しました。
本日のセンターコートの試合はこれにて終了です。
明日から準々決勝・準決勝・決勝と終盤に入ります。どんな試合になるか楽しみです。
大会5日目試合予定
Centre Court
Datum | Match | Uhrzeit |
17. Juni | Oscar OTTE (GER/SE) vs.Karen KHACHANOV (8) | 12.00 Uhr |
17. Juni | Daniil MEDVEDEV (1) vs.Roberto BAUTISTA AGUT (ESP/7) | Nicht vor 13.30 Uhr |
17. Juni | Pablo CARRENO BUSTA (ESP/6) vs.Nick KYRGIOS (AUS/WC) | Im Anschluss an vorheriges Match |
17. Juni | Hubert HURKACZ (POL/5) vs.Felix AUGER ALIASSIME (CAN/4) | Nicht vor 17.30 Uhr |
Court 1
Datum | Match | Uhrzeit |
17. Juni | Marcel GRANOLLERS (ESP/1), Horacio ZEBALLONS (ARG/1) vs. Ivan DODIG (CRO/4), Austin KRAJICEK (USA/4) | 14.00 Uhr |
準々決勝
もはや恒例の会場入場後最初に目に入る対戦成績表のチェック。
4つあるすべての準々決勝のシングルスが本日センターコートで行われます。
シングルス1戦目は12時開始のドイツ選手Oscar OTTE (GER/SE) と第八シードの Karen KHACHANOV の対決です。
そしてダブルスの準決勝。
今日は2試合のうち1試合のみが14時から第一コートで行われる予定。
今日も天気の良い暑い一日になりそう、ということでまずはすっかりお気に入りになったイチゴのお酒でまったり。
イチゴの甘さと炭酸のすっきりさとアルコールのバランスがほどよい。
緒戦は第一コートの最前列に陣取ってダブルスの試合を見たりしていたけれど、本日の準決勝は素直に全部センターコートですべての準々決勝を観戦するつもりです。
第一試合【Oscar OTTE (GER/SE) vs.Karen KHACHANOV (8)】
準々決勝の第一試合はドイツ人のOTTEと第八シードのKHACHANOV。
実力でいけば KHACHANOVが優勢だけど、地元の利を生かしたOTTEもチャンス。
テニスは技術だけじゃなくてメンタルのスポーツだし、地元のドイツ人の応援がどれだけOTTE選手の励みになることか。
どうなるかわからないと思った通り、両者ともとてもよい動き。
一進一退で見ごたえあります。
OTTE選手奮闘しますが、第一セットは6-4で取られてしまいます。
第一セットを取ったKHACHANOVがそのまま行くかと思いきや、第二セットはタイブレークの末、OTTE選手が取りました。
そしてセット数1-1で勝負の第三セットへ。
第三セットも二人とも動きがよく接戦です。
終盤までどうなるか全くわかりません。
第一試合から力の入った試合で、観ている方も力が入ります。
しかも地元ドイツ人の試合ですから、やはりOTTE選手の応援が多め。
そして試合は応援の力を味方につけたか、第三セット5-4でOTTE選手リード。
ジュースからアドバンテージへ。
サーバーがもちろん有利なのですが、この場面での自身のサーブ、とても緊張しそうです。
何も考えずにいつも通りできるのがプロなのでしょうけど。。。
そしてついに地元OTTE選手勝ち切ります!
試合後の二人の握手。
感極まるOTTE選手。
応援していた観客も大喜びです。
やっぱり観客って選手のモチベーションを上げてくれます。
OTTE選手、地元の声援を受け、次の準決勝でもこの調子で頑張ってください。
そして、次は第一シードのメドヴェージェフと第七シードのアグート選手の試合です。
この辺までくると、両選手とも知っている選手の対決になってきますね。
第二試合【Daniil MEDVEDEV (1) vs.Roberto BAUTISTA AGUT (ESP/7)】
昨日の試合では対戦相手とユニフォームが緑×白で被って見分けがつきにくかったアグート選手ですが、今日は問題なし。
とはいってもメドベージェフ選手も緑X白を基調としたユニフォームではありますが。
選手のユニフォームの色やデザインてどうやって決めるのでしょうか。
きっと、選手の希望とか試合のイメージとかスポンサーの考えとかいろいろあるんでしょうね。
活躍した選手が着ていたテニスウエアをショップでみたらついつい欲しくなったりします。
ラケットやシューズは自分のプレイスタイルやコートのサーフェスによってそのまま購入できない事もありますが、ウエアはやはりイメージ先行ですから、選手の影響力がとっても大きい気がします。
なんていう事をてれてれと思いながら試合を見ていますが、本当に一球ごとに飛んだり跳ねたり、テニスの運動量と試合のタフさと一年のスケジュールと世界中を移動することを考えたら、こんな過酷なスポーツはないのでは、と思ってしまいます。
しかもそれでいて、体力技術だけでなく、メンタルも重要だなんて、一見優雅そうに見えてなんというスポーツなのでしょうか。
それにしても飛んだり跳ねたり、すごい運動量です。
力強いばかりでなく、緩急も大切。
試合はメドベージェフ先行で、第二セットもメドベージェフ優勢。
そして、その流れのまま最後までいってしまいます。
結果は、6-2, 6-4 のセットカウント2-0。
メドヴェージェフ勝利で試合終了です。
勝利インタビューに答えるメドベージェフ。
これにて本日の予定半分が終了です。
次の試合はキリオス対バスタですが、お腹がすいてきたので私はこの隙にささっとお食事タイム。
本日はパスタ。
今回のお供の飲み物はビール。
第二試合が終わったら第三試合はすぐ始まってしまうので、混む前にさっさと済ませます。
すいているトイレにささっと入ったり、混む前に食事を済ませたり、これだけ何度も通っていると勝手にタイミングがつかめてきます。
第三試合【キリオス対バスタ】
センターコートに戻ると第三試合は始まっていました。
どうも3-2でキリオスリードのようです。
しかもキリオスがサーブだから、一度ブレイクした模様。
堅実なバスタのプレイ。
それに比べて相変わらず派手なキリオスのプレースタイル。
一体どれだけジャンプをして球を打っているのでしょう。
かなり体力使うと思うのですが、スタミナがあります。
それに比べて落ち着いてるバスタ。
こっちがどちらかといえば普通なんですが、なんかおとなしく見えちゃいます。
特に今日はキリオスに勢いがあるからなおさら。
この日の試合は、最初のイメージがそのまま最後まで続きました。
結果、 6-4, 6-2 の2-0でキリオスが勝利しました。
勝利インタビューを受けるキリオス。
なんだか余裕が感じられます。
明日もこの調子で派手なテニスを披露してください。
第四試合【Hubert HURKACZ (POL/5) vs. Felix AUGER ALIASSIME (CAN/4)】
今日の最終試合はポーランドのHURKACZ選手と、若手で期待の新鋭 AUGERの戦い。
シード順位はHURKACZ選手が5位で新鋭 AUGER選手が4位。
AUGER はまだ若いのでプレースタイルも溌剌としてパワフル。
シード順も近いし、楽しい試合になりそうで楽しみです。
今日もとても動きがあります。
シングルスなのにダブルスコートからもはみ出てる。
第一セットから接戦でどちらが優勢とかはないのですが、AUGERの方が動きが多いのでついついそちらに目が行ってしまいます。
HURKACZは堅実で確実なプレーをしています。
そして第一セットはタイブレークまでもつれます。
タイブレークは安定のHURKACZが7-2でものにして、7-6で取りました。
第二セット、若いけど勢いがあってシード順も上のAUGER、ここで巻き返すか。
第二セットも第一セット同様接戦。
どちらも譲りません。
そして、なんとなんと第二セットも6-6でタイブレークになってしまいます。
AUGER、ここで取らないと後がない。
タイブレークも一進一退でどちらがどうなるかわからない。
でもHURKACZは終始落ち着いていて、AUGERの方はちょっと焦ってるみたい・・・
そしてそして、結局タイブレークは7-4で第二セットもHURKACZが勝ち切り、セットカウント2-0で試合終了!
ずーっと落ち着いていたHURKACZが結局2-0のストレートで勝利し、準決勝に進みました。
最後の挨拶を交わす二人。
いやー、2-0とはいえタイブレーク2回の接戦で見ごたえがありました。
最後にコートを後にするHURKACZ。これにて本日の試合はすべて終了。
明日の試合も楽しみです。
いよいよ明日は準決勝。
試合数も少なくなり、名残惜しいですが私も会場を後にします。
ロジャーフェデラーアレー。
あと何回見ることができるか・・・。
もうフェデラーをこのコートで見ることはできないのかなあ。。。
お昼の12時から4試合観戦してからホテルに戻ってきてもまだ外は明るい。
時間的にはとっくに夜だけど、まだ夕方みたい。
もうホテルで夕食を食べるのも今日と明日だけ。
試合場で軽く食べてそのまま疲れて寝てしまう日が続いたので、今日はここでゆっくり食事。
6月の夏至間近で、夜10時でも明るいドイツ。
食事を食べ終えてもまだこの明るさ。
天気もいいし、暑さも和らいで、本当によい季節。
こんな時に気軽にのんびり一週間テニス観戦を楽しめるなんて、なんて優雅で幸せなんでしょうか。
デザートまでおいしく食べました。
おいしい食事をしてすぐ部屋に戻って休めるこのロケーションが幸せ過ぎる。
今回の大会で買った戦利品。
買おうと思っていたラケットは今回やめて、その代わりといってはなんですが、目についたウエアをいくつか買いました。メーカーも統一せず色々。
選手もハードスケジュールだけど、観戦している方も結構体力使います。
明日は準決勝で試合数が少なくなってきているので、試合開始は今までの12時からではなく、14時半からです。
明日の朝はちょっとゆっくりしよー。
大会6日目準決勝予定表
Datum | Match | Uhrzeit |
18. Juni | Daniil MEDVEDEV (1)vs. Oscar OTTE (GER/SE) | 14.30 Uhr |
18. Juni | Hubert HURKACZ (POL)vs. Nick KYRGIOS (AUS/WC) | 15.50 Uhr |
18. Juni | Michael VENUS (NZL/3), Tim PUETZ (GER/3) vs. Jean-Julien ROJER (NED/2), Marcelo Arévalo (El Salvador/2) | 17.10 Uhr |
本日の元気の源
大会も残すところあと二日。
今日も元気の源の朝食をたくさん食べて会場に向かいます。
いつもよりちょっと遅めの朝食です。
会場の様子
恒例のセンターコート前にある対戦表。
毎日アップデートされている試合結果がだいぶんそろってきました。
ダブルスは今日は昨日やらなかった残りの準決勝が1試合あるのみ、シングルスは準決勝の2試合。
いよいよ佳境に入ってきました。
シングルス準決勝の第一試合は第一シードのメドヴェージェフとドイツ人のオッテです。
準決勝第一試合【Daniil MEDVEDEV (1)vs. Oscar OTTE (GER/SE)】
昨日の接戦を制したドイツ人オッテと、昨日は若干余裕を見せつつ勝利した第一シードのメドベージェフ。
本日はどんな試合を見せてくれるのか。
地の利を生かしたドイツ人オッテか。
自力で勝るランキング1位に返り咲いたメドベージェフか。
第一セットは接戦です。
第一セットの後半まで互角で、オッテ6-5リードでメドベージェフのサーブに進みます。
このゲームはメドベージェフがサービスをキープ。
6-6で第一セットからタイブレークの接戦です。
両者とも力が入ります。
結果、7-3でメドベージェフがタイブレークを取り、第一セットをものにします。
地元ドイツ人のオッテ選手、応援の力を生かせず残念。
接戦の第一セットをもぎ取った後は、自力に勝るメドベージェフが有利。
第二セットはブレイクもあり、4-2でメドベージェフ優勢。
その後5-2へとリードを広げます。
次のゲームはオッテがキープしたものの、次のゲームでメドベージェフがサービスキープ。
第二セットは6-3でメドベージェフが取り、セット2-0でメドベージェフが勝利しました。
勝利を喜ぶメドベージェフ。
決勝進出が決まりました。流石第一シードといったところでしょうか。
勝利インタビューを受けるメドベージェフ選手。明日の決勝も楽しみです。
ここまで戦ったオッテもお疲れさまでした。
準決勝第二試合【Hubert HURKACZ (POL)vs. Nick KYRGIOS (AUS/WC)】
もう一つの準決勝は、ポーランドのHURKACZ 選手と、オーストラリアのキリオス選手。
ポーランド語の名前の読み方がよくわからないのですが、HURKACZ はフルカチュという発音に近いようです。
第一試合の後休憩して戻ってきたら、第二試合はすでに始まっていました。
お互いキープで2-1、次はキリオスのサーブ。
第一セットはお互いキープで4-4まで進みます。
そして次の9ゲーム目のフルカチュのサービスで、キリオスが初めてのブレイクをします。
ここが運命の分かれ道で、次のサービスゲームをキリオスがキープして、第一セットは6-4でキリオスが取ります。
派手なプレースタイルのキリオスに対して、堅実で落ち着いたプレーをするフルカチュ。
第一セットは勢いのあるキリオスが取った形です。
しかし第二セットはフルカチュも負けていません。
そもそも第一セットも第9ゲームのブレイクをのぞけば互角のプレイ。
第二セットも似た展開で、終盤までどうなるか全くわかりません。
フルカチュ5-4とリードながらも次のサーブはキリオス。
ここで前に出てきたキリオスにフルカチュが絶妙のロブを上げます。
ナイスプレーでロブを返球したキリオスですが、ここで無理な体勢になってしまい転んでしまいます。
なかなか起き上がれなかったキリオスを心配するフルカチュ。
幸いキリオスに怪我はなく、そのままプレー続行。
第二セットはそのまま6-6でタイブレークに突入。
タイブレークはフルカチュがポイントを重ねます。
結局タイブレークは、7-2でフルカチュの勝利。
第二セットは堅実のフルカチュが取り、これでセット数1-1のタイになりました。
ここまでお互い五分で、勝負の行方は全くわからぬまま第三セットへ。
第三セットも第二セットと全く同じ展開。
ナイスプレーの連続でお互いサービスゲームをキープ。
見ごたえがあります。
二人ともいいプレーで、どちらも応援してしまいます。
フルカチュのプレーは落ち着いているのでそれほど勢いがあるようには見えないのですが、力の使い方がうまいのか、サービスがとても速く、ここぞという時にサービスエースを連発。
204 km/h の表示が出ていた時もありました。
キリオスもまけじとラケットを短く持って後ろに下がって対応。
そして、第二セットに続いて第三セットも6-6でタイブレークに突入します。
これを取った方が決勝に進みます。
ここまで来てもフルカチュのプレーは落ち着いています。
エキサイトのキリオスと落ち着きのフルカチュ。
結果は7-4でフルカチュの勝利!
長い試合が終わり、握手を交わす二人。
キリオスもフルカチュもお互いを称えます。
こんなに接戦の後、勝利者はまた明日も試合があるのです。
これが1年間世界中を回りながらずーっとほぼ休みなしに続くなんて、テニスのトップ選手ってどれだけタフなんだろう。
勝利の喜びと応援の感謝を伝えるフルカチュ。
後ろではキリオスが静かにコートを去る準備をしています。
ふー、接戦の準決勝も終わり、シングルスの観戦はこれで終了。
これからダブルスがありますが、その前にちょっと腹ごしらえ。
一週間もいるとだんだんいつもは食べないものにも挑戦。
とはいえ、さくさく済ませてコートに戻りたいので、それほど混んでいない場所で簡単に食べられそうなものを狙います。
移動のタイミングとか混んでないトイレとか、お気に入りの飲み物とか、これだけ通い詰めると自分のパターンが決まってきます。
センターコート第三試合 ダブルス準決勝【Michael VENUS (NZL/3), Tim PUETZ (GER/3) vs. Jean-Julien ROJER (NED/2), Marcelo Arévalo (El Salvador/2)】
センターコートに戻るとちょうど試合が始まるタイミング。
ダブルスの準決勝です。
第2シードのJean-Julien ROJER (NED), Marcelo Arévalo (El Salvador)組と第3シードのMichael VENUS (NZL/3), Tim PUETZ (GER/3) の対戦なので、お互い順当な勝ち上がりか。
第三シードはPuetzはドイツ人なのでこちらの応援が多いのかなー。
昨日の準決勝で決勝に勝ち上がったのは第一シード。
さて、どちらが勝ちあがって明日の第一シードと戦うのか。
ダブルスの試合は展開が早いのでどうなるか全くわかりません。
いよいよ試合開始です。
第一セットは結構あっさり6-3で第三シードのMichael VENUSと Tim PUETZ 組が取りました。
地元ドイツの恩恵か、今日はこちらのチームの方が動きがいいのか、見ていてもなんとなく目が行きます。
どのダブルスペアも必ず一球ごとに集まって打ち合わせをします。
どんな作戦を練っているのか。
第二セットに入っても、試合の流れはあまり変わらず、ドイツ人のPUETZ のいる第三シードの動きの方が動きが軽やかというか、生き生きしてみえる。
もちろん第二シードが悪いというわけではないのですが、何となく押され気味。
そしてそのまま第二セットも6-4でMichael VENUS・ Tim PUETZ 組が勝利し、試合終了。
試合後の挨拶を交わす4人。
6-3,6-4のセット2-0で第三シードの地元組の勝利!
おめでとうございます。
観客のドイツ人にとっても嬉しい結果となったのではないでしょうか。
これで明日も地元選手を応援して楽しめます。
勝利を喜ぶMichael VENUS・Tim PUETZ チーム。
明日の決勝戦は第一シードと第三シードの戦いになりました。
明日はいよいよ決勝戦。
そして私は生まれて初めてとなる一週間の大会通し観戦を終え、決勝の後は家に帰るので、ゆっくりできるのは今日が最後。
せっかくなので、会場でビールを一杯飲んで帰ります。
一週間の集大成がいよいよ明日の決勝戦。
楽しみです。
大会7日目最終日決勝戦【メドベージェフ対フルカチュ】
本日はいよいよ決勝戦。
スケジュールは12時からダブルス、14時からシングルスの決勝戦です。
最後の朝食。
チェックアウトをして一週間分の荷物をもって試合会場に向かいます。
晴天続きで試合観戦日和が続いたのにも感謝。
ここまではこれまで通り順調でした。
しかし、いつもの最寄り駅にいくとアクシデントが。
なんと、電車に何らかの不具合があり、全く電車が来ない!
急いでタクシーを探すも、考えることはみんな一緒。
アプリでも電話でもリクエスト満載で全く配車の予定がつかないとの事。
いったんホテルに戻って自転車を借りて会場までそれで行こうか・・・
色々考えたけど、行って戻ってを考えると、このまま電車を待った方が早い可能性も・・・
こういう時、交通の便がよくない単線の電車しかないのは本当に困る。
バスの可能性も考えたけど、いまいちテニス会場へよいバスが見つからず・・・
あーあ、せっかく決勝戦なのに・・・
でも幸い最初はダブルスから。
いっくらなんでも14時のシングルス開始までには電車は来るだろう、ということで仕方なくそのまま電車を待つことに。
駅で待っている間にダブルス開始の時間になってしまいました。
あーあ、距離的にはそれほど離れていないのに、決勝戦観戦のかわりに駅でぼんやりするしかない状況・・・残念すぎる。
しかし、待った甲斐があって、ようやっと電車が来ました。
乗ってしまえばあっという間に会場の最寄り駅に到着。
そしてようやく決勝戦の会場に到着。
あーあ、もう1セット目は終わっています。
2セット目は2-2のタイのようです。
たった2試合しかない試合の1試合をだいぶん見逃してしまいました。
でもめげずに残りの試合観戦を楽しみます。
こちらが本日のスケジュール。
Datum | Match | Uhrzeit |
18. Juni | Marcel GRANOLLERS (ESP/1), Horacio ZEBALLONS (ARG/1) vs. Tim PUETZ(GER/3), Michael Venus(NZL/3) | 12.00 Uhr |
Datum | Match | Uhrzeit |
18. Juni | Daniil MEDVEDEV(1) vs. Hubert HURKACZ(POL/5) | 14.00 Uhr |
観戦開始できたのは2セット目の3-2から。
一週間の通し券は、席が固定。同じく一週間通しで通っているお隣の席の方とすっかり顔なじみに。
私が電車の遅延で来られなかった、と言ったら私と反対方向からの電車からやってきているお隣さんも同様の状況だったようです。
徒歩でテニス会場に来られる宿泊施設は、コート付属のホテルくらいで、そこはもちろん開催中は選手の宿泊施設になっており、われわれ観客が宿泊先を探すとどうしても要公共交通機関の場所になってしまいます。
この問題どうにかならないのかなー・・・と思いながら気を取り直して試合観戦。
第一セットは第一シードが取った模様。
第二セットはここまではどちらも順当にサービスキープかな。
昨日は地元の利もあってか、勢いのあった第三シードのTim PUETZ・Michael Venus組。
第一セットは落としてしまったようですが、これから巻き返しなるのか。
ダブルスは第三セットはタイブレークのみで勝敗が決定するので、第二セットさえ取ってしまえばどうなるか全くわかりません。
そう思いながら観戦していると第二セット盛り返します。
6-6のタイブレークを見事にもぎ取りセットカウント1-1にするのです。
これで両チーム全くのタイ。
優勝の女神はどちらに微笑むのか全くわからなくなりました。
第三セットはタイブレークのみの短期決戦。
第二セットの最後もタイブレークで、2回連続タイブレークというのはなかなか珍しいかもしれません。
この休憩時間はなかなか重要そう。
第三セットのタイブレーク、タイブレークはちょっとした運がポイントを左右するので、
一方的になることも多いのですが今回はタイブレークも接戦です。
タイブレークは一進一退。
1ポイント1ポイントがとても大切になります。
一体どちらが優勝を手にするのかまったくわかりません。
なんとそのまま12-12になってしまいました。
アクシデントで最初から試合を観戦できなかった私ですが、充分楽しめる展開になっています。
こういう接戦が続くとどちらにも勝ってほしくなりますが、テニスに引き分けはありません。
必ず勝敗がつくスポーツなのです。
接戦の末とうとう勝負が決まりました。
14-12で第一セットを取った第一シードのMarcel GRANOLLERS・ Horacio ZEBALLONS 組が勝利!
接戦を制しての勝利を二人で喜び合います。
優勝おめでとうございます。
検討を称えあう4人。
お疲れ様です。
勝利の喜びをと応援してくれた観客のみんなにお礼を言うために、もう一度コートの真ん中に来てくれました。
そして今までの他の試合と違うのは、決勝戦の後は優勝セレモニーがあるところ。
選手が試合後の余韻に浸っている間に、周りではセレモニーの準備が着々と進められています。
準備が整いスポンサー入場です。
思えばこの大会ももともとはゲーリーウェーバーオープンという大会で長年続いていました。
スポンサーのゲーリーウェーバーさんのこの大会に対する思いをたくさん語ってくれた過去の決勝戦後のセレモニーを思い出します。
ゲーリーウェーバーがスポンサーを撤退してから何度この大会の名前が変わったか。
それでもこのテニス大会が継続されているのはありがたい事です。
まずは準優勝組に準優勝カップが渡されます。
地元ドイツからの優勝かと思いましたが、あと一歩で及びませんでした。
そして優勝チームに優勝トロフィーの授与。
そしてスピーチに写真撮影と続きます。
最後に優勝組だけの写真撮影があり、準優勝組は一足早く退場。
一週間お疲れ様でした。
これでセレモニーは終了。
素早く片付けて、この同じコートで今度はシングルスの決勝戦が始まります。
私もいったんセンターコートを後にして外に出ます。
ふー。
来たときは急いでセンターコートに行ったため、外では何もできませんでした。
シングルスの決勝が始まる前に一休みしなくては。
普段はピルスナーを頼むのですが、たまにはと思ってこの時はヴァイツェンビールを飲んでみました。
電車のアクシデントで1セット目は見られませんでしたが、それでも緊迫したよいダブルス決勝戦が見られてよかったです。
次はいよいよシングルスの決勝戦です。
シングルス決勝戦【メドベージェフ対フルカチュ】
最初に登場したのはメドベージェフ
前週の試合で優勝し、今大会でも決勝進出。
ナンバー1に返り咲き、今絶好調ですが、続く連戦が気になるところ。
対戦相手のフルカチュ登場。
これまでの試合では終始冷静なプレーをして、地味ながらも着実な勝利で決勝進出。
試合前の挨拶を交わす二人。
はてさてどんな決勝戦になることか。
試合開始です。
メドベージェフのサーブ。
決勝にも関わらず、これまで通り落ち着いたプレーをするフルカチュ
1セット目は予想していなかった一方的なゲーム展開。
なんと5-0でフルカチュがリードです。
思わぬ一方的な展開に、1セット目後半のメドベージェフはもう次のセットに切り替えているようにみえました。
プレイ中にアクシデントも。
メドベージェフのファンなのでしょうか、一方的な試合展開に不満だったのか、それともただやってみたかったのか、突然観客の一人がコートに乱入してきました。
すぐ捕獲されていなくなりましたが、長らく試合観戦を続けているとこういう事もあります。
一体何がしたいのかよくわかりません。
ドイツはよくも悪くもテニス会場で比較的簡単に選手とコミュニケーションが取れます。
私も試合観戦を始めだした2000年代の前半は、お気に入りの選手に話しかけにいったり、一緒に写真撮ったりサインもらったりしていました。
特に室内ではなく、外コートでの試合は選手との距離が近いのです。
試合観戦をする身としては楽しいのですが、一方思い出すのは、かつてハンブルクの大会でセレシュが観客に背中を刺された事件。
グラフのファンだったらしいですが、とても痛ましい事件でした。
セレシュはその後復帰しましたが、やはり復帰前の勢いは薄れていました。
本人はあれで高慢だった自分が謙虚になり人生が変わった、悪い事ばかりではない、とコメントしたという記事を読んだ覚えがありますが、それでもあんな事件はないに越したことはありません。
ファンにフレンドリーな会場設計や大会運営は観客としては楽しいし、嬉しいのですが、一方たった一人の悪意でそんな事件も起きてしまう。
ともあれ乱入者は連れ去られたので、気を取り直して試合観戦に集中します。
結局一セット目は6-1でフルカチュが取りました。
決勝第二セット
第二セットに入ります。
これを落とすと後がないメドベージェフのギアが入るのは当然ですが、フルカチュも相変わらずの平常心でまったく隙をみせず。
序盤にも関わらず、フルカチュが早々にブレークしてしまいます。
一般観客の私としては、どちらかというと一方的な試合ではなく、手に汗握る接戦を見たいのですが、どうなるか。
ベンチで休憩しているメドベージェフが傷心にみえる・・・
本人は単に普通に休息を取っているだけかもしれませんが。。。
休憩が終わってコートチェンジですれ違う二人。
こういう時どんな心境なんでしょうね。
もちろん両者とも言葉を交わすことはなく、無言ですれ違います。
それにしてもフルカチュの落ち着いたプレーには脱帽です。
彼の試合を生で見たのは今大会が初めてなのですが、いつもこんなに沈着冷静なんだろうか。
感情を表に出す選手の試合に慣れていたせいか、最初は物足りず、どこかでアグレッシブな選手を前に敗退してしまうのではと思っていたのですが、ピンチでもチャンスでも落ち着いたプレーで着実に勝利して、とうとう決勝まできています。
決勝戦には独特の雰囲気があるので、それまでは無我夢中で勝ってきた選手もどうしても緊張が隠せません。
なので経験のある選手の方が明らかに有利なんですが、フルカチュは決勝にきても変わらぬ落ち着いたプレーを続けていて、1セット目だけでなく、2セット目も有利に試合を進めています。
大きいのに小回りが利いて、守備範囲も広いしよいプレーをするのです。
決してメドベージェフの調子が悪いというわけではないのですが、最後にポイントをもぎ取るのはフルカチュ。
最後までこのまま進んでいけるのか、それとも流石に勝利を目前にすれば何か変化が起こるのか・・・
と思って観戦していたのですが。
なんと本当に最後まで落ち着いたプレーを続け、2セット目も6-4で勝利し、
フルカチュが優勝したのでした。
試合後にお互いを称えあう二人。
一週間お疲れさまでした。
よい試合を見せてくれてありがとう。
そして、フルカチュ優勝おめでとう!
メドベージェフも長丁場お疲れさまでした。
2週連続優勝ならずで残念でしたが、決勝まで残ってくれていい試合を見せてもらいました。
コート中央に戻ってきて観客にお礼をするフルカチュ
この瞬間が一番嬉しいのかな。
テニスは毎週大会があるので、勝てば勝つほど休みが取れない過酷なスポーツですが、
今日だけは明日からの事を考えずに存分に優勝を味わってほしいです。
360度ぐるっと回って全観客に優勝の喜びと応援の感謝を伝えたフルカチュ
そして自分のチームに挨拶に行きました。
こういう優勝時のふるまいのルーチンは優勝の回数を重ねてだんだん慣れていくんでしょうね。
そして今まで戦っていたコートがあっという間に優勝セレモニーの場に整えられます。
優勝セレモニーの準備が整い、関係者が入場してきます。
いつの間にかどこかから集まったカメラマンたちも集合します。
まずは準優勝のメドベージェフの表彰から。
そして優勝のフルカチュへ。
最後に優勝カップを持ったフルカチュの記念ショット。
そしてそれを後ろから見つめるメドベージェフ。
そんなこんなで私の長い大会通し観戦もこれにて終了です。
これまでの長いテニス観戦人生で、し残していた大会通し観戦を終えてやり切った感があります。
これでひとまずブログでのテニス大会紹介もひと段落にしようかと思います。
あと個人的に未観戦で行ってみたいのはウインブルドンとレーバーカップくらい。
どちらも欧州開催なのでいつかは行く機会があると思います。
おまけ【ウインブルドン観戦2023】
そう思っていたら、2023年夏にウインブルドン観戦に行く事ができました。
行き当たりばったりでお天気次第でどうなるかわからない、たった一日のチャンスでしたが、一応中に入って試合観戦をすることはできました。
せっかくなのでいくつか写真をご紹介します。
また一つ希望を叶えられて楽しかったです。
再度訪れるかは未定です。。。
後ろにあるのはウインブルドンのセンターコート!
会場を一周しているだけでもウキウキ。
どこもかしこも人でいっぱい。
みんな楽しそうです。
ウインブルドンといえばこのロゴ!
もちろんショップ内もぐるっと一回り。
この色の組み合わせがいかにもウインブルドン!
ウインブルドンとバボラのコラボ商品。
ウインブルドンといえば紫と緑のカラーばかりだと思っていたら、実はイチゴもこの地域の名物でウインブルドンのシンボルだそう。
この時点ではそのことを知らず、これまでなじみのなかったイチゴ柄商品は何も買いませんでした。
実はイチゴがずーっとウインブルドンテニスのシンボルだったと知ったのはこの翌日、ロンドンの知り合いに「ウインブルドンになぜかイチゴのシンボルのお土産が売っていた」と話した時です。
その知り合いが私の勘違いを正してくれました。おかげで一つ勉強になりました。
加藤未唯選手のダブルスをやっていたので観戦しました。
偶然にも全仏でボールガールに球をぶつけてしまい、退場になってしまった後の試合だったせいか、観客も普段のダブルス観戦より多くみえました。
試合はいい勝負ですが、加藤組が優勢。
1セット目は加藤組が取りました。
2セット目も流れは変わることなく、加藤組が優位。いいぞ。
そして2-0で無事勝利!やったね。
試合後の挨拶。
勝利おめでとう!次も頑張ってください。
その後も試合を観戦していたのですが、ウインブルドンの名物ともいえる雨が・・・
傘をさす人も出てきました。
ウインブルドンの傘を開いている人も見かけます。
たまらず雨宿りがてらケーキとコーヒーで休憩。
ラヴァッツァのコーヒーカップまでウインブルドンロゴがついています。
こういうのもウインブルドンに来ているって感じでいいですね。
雨がまだ続くので、敷地内にあるウインブルドンの歴史がわかるウインブルドン博物館へ。
トロフィーが飾ってあります。
優勝した選手のごとくトロフィーを掲げられるコーナーまでありました。
女子の優勝トロフィーを持っているところ。
これは男子の優勝カップ。
昔のテニスは貴族の遊びって感じですね。
スポーツというより貴族が娯楽で球技をしている感じ。今と全然雰囲気が違います。
雨じゃなかったらここに入ることもなかったかもしれない。
そういう意味では一通り敷地内を巡ることができました。
結局この日は途中で雨で試合中止で終わってしまいました。
まあよい経験です。
夜中の3時から並んで入ったウインブルドンはこんな感じ。
夜は天気良かったのになあ。
私は簡易椅子と敷物とダウンで夜中をしのぎましたが、テントの人たちもたくさんいました。
ウインブルドンの様子おわり!
ドイツで快適な生活を送るために
ハレのテニス観戦、今回もとても楽しく過ごすことができました。
こんな旅が何不自由なくできるのも、ドイツ語を習得したおかげです。
現地で生活していて日々実感するのは、現地の言語ができて損することは一つもないということ。
もしあなたが効率よくドイツ語を学びたい、と思ったらぜひ私が書いたこの記事をご一読下さい。
更にドイツ語をもっと学びたいという方はこちらもぜひ読んでみて下さい。