2022年6月
コロナ渦で2020年大会中止、2021年は2020年のチケット優先で一般販売なしだった
ドイツのハレのテニス観戦、3年ぶりに行ってきました!
今年からテラ・ヴォルトマン オープン(Terra Wortmann Open)と名称の変わったこの大会。
なんと今回は初の全日程通し観戦です。
大会本選は6月13日~19日までの一週間ですが、本選開始の一日前の12日に現地へ行き、昨日は予選最終戦とレジェンドの試合を観戦。
いよいよ今日から本選が始まります。
本選前日の様子はこちら
ハレでの宿泊先
ハレの試合開始は比較的ゆっくり。試合数の多い緒戦も会場オープン10時、試合開始12時なのです。
朝もその分ゆっくりできます。
会場での行動はもちろん試合観戦優先。
食事は試合の合間を縫って急いで済ませたいので、まずはホテルで朝ご飯をしっかり食べて腹ごしらえをして出かけます。
ホテルで前の日に今日の希望朝食時間を聞かれていたのでその時間に食事場所へ行きました。
すると、めちゃくちゃたっぷりの朝食が用意されているではないですか!
これ、私一人分です。
オレンジジュースもポットいっぱいに入ったコーヒーも一人分とは思えない量です。
そして席についたあと、各自にお好みの卵料理を作ってくれます。
出来立ての熱々ふわふわとろとろオムレツを持ってきてくれました!
一人でこの量はすごすぎ!
流石に全部は食べませんでしたが、8割がた食べた気がするw
これで試合観戦前のエネルギー補給はたっぷりです。
朝食の後、昨日ホテルの人に教えてもらったルートで駅へ向かおうとしましたが、そこでちょっと問題が。
駅まで遠いから自転車を貸してもらう約束だったのですが、借りた自転車に鍵がついてない!
鍵がついてない自転車を駅前に1日置いて盗まれては大変!
「こんな田舎で誰もこんな古い自転車なんて盗らないから大丈夫」とホテルの人は言いますが、やっぱり心配だったので、自転車は諦め、徒歩で行く事にします。
今回お世話になるのはこのホテル。
実はハレでは宿泊先を探すのがとっても大変。
催し物がある時は賑わいますがそれ以外は簡素な場所なので、ホテルらしいホテルがないのです。
ですから、日帰りではなく宿泊でハレに行こうと思い立ったらチケットを押さえるのと同時に、ホテル探しを一番にすること!
私はこれまで3回くらい宿泊しましたが、探し方は毎回ネット検索。
一度目は病院が経営している付属宿泊施設でバスにてテニス会場へ、二度目はAirbnbのオーナーさんに最寄り駅まで車で送り迎えを依頼、三度目が今回。
今回の場所が一番ホテルらしいと言えばホテルらしいです。
部屋数も部屋の広さも充分で付属のレストランも申し分なし。
やはり駅まで自力で行かれるのが一番いいので、今回駅までどれくらいで行けるかがリピート候補になるかのカギ。
自転車は諦めて徒歩で駅に向かった私ですが、遠いと言われていたのも思ったほどではなく、グーグルマップ通りに歩いたら15分~20分くらいで駅に着きました。
これなら全く問題なさそう。(実は最終日に痛い目にあうのですが、それはもう不可抗力でどうしようもない)
テラ・ヴォルトマン オープン本選初日
無事にハレの試合会場に到着。
入ってすぐのボードでは本選の対戦表が見られます。
この試合日程表に毎日試合結果がアップデートされるのです。
本日は初日なのでまだ対戦成績は白いまま。
これからどんな風に進んで行くのでしょうか。
4大大会などの大きな大会と違って、ハレの大会にはそれほどハレオリジナルグッズはありません。
それでもこのFAN SHOPではオリジナルグッズもいくつか販売しています。
選手の顔入りのウエアーや小物など。
あまりにも毎年のように来るのでかえって一度も買ったことのないハレグッズでしたが、
ここの所頻繁に大会名が変わるし、突然コロナなど想像していなかった事態によっていつでも来られるとは限らないと実感。
それもあって今年はなんとこれだけ来ていて初めていくつか大会名の冠がついたオリジナルグッズを買ったのでした。
こんな余裕があるのも一週間通し観戦のおかげ。
1日2日の観戦だと試合観戦と飲食とトイレで精いっぱいで、そんなにショップをゆっくり回る時間がなかったりするのですが、今日は本選初日、明日も明後日もまだまだあるので自由時間たっぷりです。
初日の試合予定
初日の試合スケジュールはこんな感じ。
シングルスとダブルスがあり試合数も多いので、センターコートと第一コートに分かれてます。
第2コートは選手の練習用コートになるのか、試合予定はないようです。
センターコート(OWL ARENA)
13. Juni | Pablo CARRENO BUSTA vs. Holger RUNE | 12.00 Uhr |
13. Juni | Andrey RUBLEV vs. Nikoloz BASILASHVILI | Im Anschluss an vorheriges Match |
13. Juni | Radu ALBOT vs. Ugo HUMBERT | Im Anschluss an vorheriges Match |
13. Juni | Ilya IVASHKA vs. Jan-Lennard STRUFF | Im Anschluss an vorheriges MatchAber: nicht vor 17.30 Uhr |
第1コート
13.Juni | Laslo ĐERE(SRB)vs. Henri SQUIRE (GER) | |
13.Juni | Mackenzie. Mc Donald(USA) vs. Marc-Andrea HUESLER(SUI) |
センターコートと大会通しチケット特別ルール
まずはこれから一週間お世話になるセンターコートの席を確認。
できる限り良い席を取ったのですが、チケット発売初日から観戦を決めていたわけではなく、たまたま販売を知って買ったのでこの席が精いっぱい。。。
通し券なので席は一週間一緒なのですが、チケットは1日ずつばらばらで発行されます。
チケットの価格も後半はだんだん上がっていきます。
そして、私も後から大会運営から電話が来て知ったのですが、通しチケットを一度買った人は10月までに申し出れば来年も同じ席をキープしてくれるそうです。
これも後から知るのですが、私のお隣の席に座った方は、毎年この席を通しチケットでキープしているみたいです。
私は他にも行きたいところがたくさんあるので、流石に来年の通しチケットキープはやめました。
まだ試合開始までは時間があるので観客もあまり多くなく、のんびりしたものです。
全天候型のセンターコートの屋根は閉じています。
でも天気が良いので、試合開始直前に屋根はオープンになりました。
センターコートの第一試合はバスタ対ルネ。
せっかくなのでまずはセンターコートで試合を観戦します。
センターコート第1試合【Pablo CARRENO BUSTA vs. Holger RUNE】
一回戦、センターコート選手入場。
まずはバスタ入場です。
ランキングでいうとバスタが優勢。
対する挑戦者のルネはまだ19歳の新鋭。
バスタは今ランキング19位。
さあ、試合開始です。
プロ選手のカッコいいサーブを見ると観戦に来たー、っていう気分になります。
これを一週間続けて最初から最後まで見られるなんて楽しみすぎる。
どんなドラマがあってどの選手が優勝するのでしょうか。
初戦の試合は、順当にランキングが上のバスタが勝利しました。
試合結果: 6:3, 7:6(5) Busta勝利
第一回戦なので、簡単にコート脇で勝利インタビューを受けるバスタ。
さて、続いてすぐ第二試合。
第二試合ではルブレフ登場。
2020年にハンブルク大会の決勝戦、目の前でチチパスを制して優勝した強いルブレフを思い出します。
これは見逃せない。
センターコート第2試合【Andrey RUBLEV vs. Nikoloz BASILASHVILI】
最初にコートに入場してきたのはBASILASHVILI。
ルブレフ強しの印象が抜けない私は、当然ルブレフが勝つだろうと思っていたのですが・・・
なんと、一セット目接戦の末、ルブレフが取られてしまいます。
でも、一流選手は緒戦からギアマックスにはしません。
一週間の長丁場を最後まで乗り切れるように調整してるし、結局最後はランキング上位のルブレフが勝つんでしょー、
と思っていたら・・・
第二セットもピンチ。。。
そして・・・
なんと、そのままセットカウント2-0で試合終了。。。
ルブレフがなんと一回戦でいなくなってしまいました。
優勝したり一回戦で負けたりテニスってほんとわからないもんです。。。
早くも波乱が起きてしまいました。
ルブレフは早々にコートを去り、勝利したBASILASHVILIのインタビューでした。
ルブレフ一回戦でいなくなるとは思っていなかったけど、センターコートで観戦していて良かったです。
第一コートに観戦に行ってたら危うく彼の今大会唯一の試合を逃すところでした。
センターコートでの第三試合はRadu ALBOT vs. Ugo HUMBERTです。
でも初戦は他のコートでも試合をしています。
また、練習コートでは他の出場選手が練習していることもあります。
試合前半戦はお気に入りの選手の練習風景を見たり、センターコート以外の自由席から選手の試合を間近に見られるよいチャンス。
センターコートの試合ばかり見ているのはもったいない。
ということで、いったんセンターコートから離れます。
会場の様子
やっぱり昨日の予選とは賑わいが違う。
月曜日だというのにすごい人です。
コロナ規制がほとんどなくなり、3年ぶりの自由行動にみんなウキウキです。
その気持ちはわかる。
私もいい加減規制ばかりの毎日には飽き飽き。
もういいだろう、というのが正直な気持ちなのです。
一通り会場を回った後、第一コートの試合を観戦することにしました。
第一コート第1試合【Laslo ĐERE(SRB)vs. Henri SQUIRE (GER)】
第一コートではちょうど第一試合目が始まったばかりみたいです。
自国選手のドイツ人がプレーするとあってそこそこ観客がいます。
これから第一試合とは第一コートは開始時間が遅かったのですね。
観戦にはちょうどタイミングなのでこの試合を見ることにします。
自由席なので、サービス側の一番前の列の特等席を陣取って観戦。
やはり近くで観戦はいいもんですね。
試合開始
今日はとても天気がいいです。
休憩中はちゃんと日差しを遮る角度でボールボーイが選手が日陰に入るように手動で傘を差しかけてくれます。
序盤は接戦。
やはりあからさまではないですが、こころなしかこちらのドイツ人選手Henri SQUIRE への応援が多いようです。
と思っていたら・・・
なんと第一セット4-3でドイツ人選手Henri SQUIRE がリタイア。
Laslo ĐERE選手不戦勝で一回戦勝利です。
そのままHenri SQUIRE は退場、勝ったLaslo ĐERE選手はコート脇でしばらく残ってファンにサインしたり、写真を撮ったりしていました。
観客としては不完全燃焼でおわってしまいましたが、こういうこともあります。
気を取り直してもう一度センターコートへ行ってみます。
第三試合のRadu ALBOT 対 Ugo HUMBERTの試合がやっていましたが、もう終盤か。
と思ったのですが、なんとここから Ugo HUMBERTが巻き返し。
2度目のタイブレークはもぎ取り、セットカウント1-1にした後第三セット7-5で逆転勝ちしたのでした。
長い試合になりました。
勝利インタビューを受ける Ugo HUMBERT。
それにしてもこれだけ長い試合を戦っても、第二回戦はまた一から始めるのです。
それも勝ち続けてる間は連日。
つくづくテニス選手というのはハードです。。。
それにしてももう18時半を回っています。
明るいからなかなか気が付かないけどもうすっかり夕方です。
私もちょっとお腹がすいたのでなんか食べよう。
つかの間の休憩そして本日の最終観戦試合
ちょっとお腹になにか入れて元気が出ました。
引き続き観戦と行きましょう。
とはいっても、センターコートの次の試合開始までにももう少し時間があるので、
再び第一コートへ。
第一コート第2試合【Mackenzie. Mc Donald(USA) vs. Marc-Andrea HUESLER(SUI)】
さっきはサービス側の後ろに座ったので、今度は選手側のサイドの席に座ってみます。
せっかく座ったものの、試合はすでに第二セットの終盤でもうすぐ終わりそう。
アメリカのMackenzie. McDonald 選手がリードしています。
でも先ほどの逆転勝ちの例もあるし、まだMarc-Andrea HUESLER選手もどうなるかわかりません。
と思っていたら・・・
この試合は最初の勢いのまま2-0でアメリカのMackenzie. Mc Donald選手の勝利。
最後の挨拶の時もなんだか和やかなムード。
負けてしまったMarc-Andrea HUESLER選手もファンのサインの求めに応じてから静かに退場していきました。
センターコートではまだ本日の最終戦をやっているかもしれません。
でも今日は自分の中でメインだったルブレフの試合も観たし、初日から突っ走っても疲れるので本日の観戦はこれにて終了!
満足の一日でした。
駅から自然たっぷりの草原をてくてく歩いてホテル到着。
本日はこれにて終了。
明日の試合観戦も楽しみです。
ハレ本選二日目
昨日と同じくまた食べきれないほどの大量の朝ご飯でエネルギー補給。
本日のテニス観戦に備えます。
晴天の中、一日中毎日何試合も試合を見続けるのは観戦する方も結構体力使うのです。
そりゃあプレイする選手よりは疲れないかもしれないけど、なんせ一日1試合の選手と違って、何試合も観戦するわけなので、見る側もそれなりに体調管理が必要なのです。
本日を無事に楽しめるようにまずは朝をしっかり食べないとね。
二日目の試合予定
本日の試合予定はこんな感じ。
シングルス、ダブルス合わせて12試合あります。
今日が大会通じて一番盛りだくさんな日程です。
今日はチチパスの試合がありますね。
そしてカナダの若手新鋭オジェの試合もあります。。
そしてオジェは今日ダブルスもあります。なんとメドヴェージェフとのコンビ。
ダブルスで二人の試合を見られる貴重な機会。この試合は観戦に行こうと思います。
あとの観戦は試合の流れを見ながら現地で決定。
センターコート
14. Juni | Marcos GIRON vs. Felix AUGER-ALIASSIME | 12.00 Uhr |
14. Juni | Nick KYRGIOS vs. Daniel ALTMAIER | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Benjamin BONZI vs. Stefanos TSITSIPAS | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Oscar OTTE vs. Miomir KECMANOVIC | Nicht vor 17.30 Uhr |
第一コート
14. Juni | Sebastian KORDA vs. Cristian GARIN | 12.00 Uhr |
14. Juni | Hubert HURKACZ vs. Maxime CRESSY | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Aslan KARATSEV vs. Karen KHACHANOV | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Martin FUCSOVICS vs. Roberto BAUTISTA AGUT | Im Anschluss an vorheriges Match |
第二コート
Datum | Match | Uhrzeit |
14. Juni | Marcel GRANOLLERS&Horacio ZEBALLOS vs. Ariel BEHAR&Gonzalo ESCOBAR | 12.00 Uhr |
14. Juni | Tallon GRIEKSPOOR vs. Alex MOLCAN | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Felix AUGER-ALIASSIME &Daniil MEDVEDEV vs. Marcelo AREVALO&Jean-Julien ROJER | Im Anschluss an vorheriges Match |
14. Juni | Ilya IVASHKA&Andrey RUBLEV vs. Dustin BROWN&Dominic STRICKER | Im Anschluss an vorheriges Match |
今日も試合開始は12時から。
朝は余裕があるので、ちょっと寄り道してスーパーへ買い出し。
お水くらいは買っておこうかなと。
普通の一軒家の広いこと。
なんかこの辺は自然がたくさんあって、テニス観戦だけじゃなくて、休暇の過ごし場所としてもいいみたいです。
とはいえ私の目的はあくまでテニス観戦。
本日もテニス会場に向けて出発。
ここから単線の電車に乗ってハレのテニス会場に向かいます。
ハレのテニスコート最寄り駅から会場到着の直前の道路には歴代の優勝選手のプレートがあります。
フェデラー。10って書いてあるから多分これが10回目の優勝だった気がします。
トミーハース
これは前回の大会優勝のHumbertですね。
二日目会場の様子
会場到着。
このボードを見ると、ハレに来た実感が湧きますね。
昨日の試合結果が出ています。
センターコート第1試合
本日のセンターコート第一試合はアメリカのギロン選手とカナダのオジェー選手。
最初に入場してきたのはアメリカのギロン選手。
そしてカナダの21歳新鋭オジェ選手。
ランキング9位で今勢いがある選手なので下馬評的には彼が有利かな。
どんなプレイをしてくれるのか観戦が楽しみです。
フェデラーの帽子は本当にこの大会でいろんな人がかぶっているのを見かけます。
故障で試合出られない状態の現在でもやっぱり安定した人気なんだなあ。
そして肝心の試合はというと・・・
オジェ選手が有利と思っていたのですが、セットカウント1-1になり接戦でした。
とはいえ、最終第三セットは6-3でオジェ選手が振り切り、結果的には下馬評通りとなりました。
それにしても、今日はとても天気が良くて暑いくらい。
6月は冷える時もあるのでコート持参で来たのですが、日差しも強くて日なたでの観戦は結構きつい・・・
日に焼けそう。
次の試合観戦は、今シングルスで勝ったオジェと現在シングルスランキング1位のメドヴェージェフが組むダブルスの試合が第二コートであるのでそれを見に行くつもりです。
とはいえオジェもシングルスの試合終わったばかりで、ダブルスまで開始まではもう少し時間があるだろうから、いったん飲み物を買いにコートを離れます。
会場でのおすすめ【イチゴ酒ボウル】
この暑さなので、ビールもいいのですが、ビールだとすぐ飲み干さないとぬるくなってしまいます。
他にいい感じの飲み物ないかなー、と思っていたら、イチゴボールなるドリンクを発見。
イチゴスタンドで、イチゴにクリーム乗せてデザートのように食べるバージョンと、ドリンクにしてイチゴボールのバージョンがありました。
イチゴ好きとしては、ぜひ試さねば。
今は飲み物が欲しかったの、イチゴボールを選択。
すると、これが大当たり!
甘いだけのジュースかと思ったら、なんとリキュールというか、ちょうどいい感じのアルコール入りでした!
炭酸でもないから、観戦中ゆっくりイチゴをお酒が楽しめる優れもの!
イチゴ生クリーム添えと一緒に売ってることもあり、見た感じアルコール入りとわからず、てっきり甘いジュースに見えたのです。
これは旨い!
今までこんなのあったの全然気が付きませんでした。
いやー、いつからあったのだろう・・・今年からかなあ。
それとも今までもあったけど、一週間通し観戦のおかげで今回やっと気が付いたのだろうか。。。
とにかく観戦序盤で存在に気がつた事に感謝!
この日から毎日イチゴボール頼んでました。
ダブルス【メドヴェジェフ・オジェペア組】観戦
これがお目当てのダブルスが行われる第二コート。
一番下は柵で見えにくそうなので、上から4列目くらいの席に座りました。
まず最初にオジェ登場。
なんだか向かいのコートの席まで観客で埋まっています。
さっきまでセンターコートで戦っていたのにすぐダブルスとはタフなものです。
第二コートだとやはり選手が近く見えてお得な気分。
メドヴェージェフも登場。
今までメドヴェージェフの試合観戦したことなかったので、このダブルスが私にとっての初メドヴェージェフです。
相手は今大会シード2位のダブルス専門の組なので、勝つのはなかなか難しいかもしれないけれど、よいプレーを見せてほしいです。
試合開始
メドヴェージェフのボレーフォーム、やはりダブルス専門のプレーヤーより立ち気味で、あまりボレー慣れしてない感じが漂います。
むむ、流石に相手は第二シード。第一セットあっさり取りました。
第二セットもメドヴェージェフとオジェ組は押され気味。
やっぱりシングルスとダブルスはプレースタイルが違うんでしょうね。。。
2セット目もブレイクされて0-2になってしまったところで作戦会議。
というか、プロのダブルス選手はほとんどいつも1球終わるごとにこうやってペアで相談するのです。
これも思ったところに球を打てるという確かな技術があるから。
素人ではこうはいきません。
せっかく出てきたからには簡単には負けられません。
すごいジャンプ!
なんとかくらいつこうと頑張りますが・・・
スコアは4-5で相手が有利。
そして・・・結局このまま終了してしまいました。
試合後の挨拶に向かう二人。
メドヴェージェフとオジェチーム残念ながら負けてしまいましたが、相手はなんといってもダブルスシード2位のチーム。
仕方ありません。
この二人のダブルスが見られただけでも楽しかったです。
これからのシングルスへ向けてのよい調整になっていればいいなあ。
お疲れさまでした。
さて、センターコートではチチパスの一回戦が行われています。
初戦は勝ってくれるだろうと、このダブルス観戦を優先しましたが、こちらは終了したのでセンターコートに行ってみます。
センターコート第3試合【チチパス対ボンジ】
行ってみたら、チチパスとボンジ戦は結構接戦でした。
第一セットを接戦で取ったチチパスですが、第二セットは圧倒的に不利なスコア。
このまま第三セットにもつれる可能性大です。
うーん、劣勢チチパス、なんとなく精彩を欠いた表情をしています。
憮然としているというか。
昨日のルブレフの例もあるし、こりゃあどうなるかわからんぞ。
これから第二セットの挽回は無理と思ったのか、第二セットはあっさり諦めムードで6-1でセット終了。
第三セットでギアの入れ直しに入ります。
第三セットは4-1と有利に運びます。
一流選手は全部全力ではなく、体力温存も考えて、うまい具合に諦めるところは諦める。
彼にとっては第二セットは無駄に体力使わず終わらせ、第三セットはそれを引きずらずまた一球ごとに集中。
やっぱり強い選手は切り替えも上手ですね。
結局第三セットは序盤の勢いそのまま途切らせず、リードを保ったまま。
6-3で取り、1回戦勝利しました!
勝った瞬間。
お互い検討をたたえあう。
そして勝利インタビューに答えるチチパスでした。
センターコートでの次の試合はドイツ人のオッテとセルビアのケツマノビッチの試合。
私はちょっと休憩がてら外に出ます。
第一コートで第4試合が行われているようなのでそれを観戦。
第一コート第4試合【Martin FUCSOVICS vs. Roberto BAUTISTA AGUT】
再び第一コートのサービス側の一番前に着席。
やっぱり試合見るならここからが一番いいかな。
7番シードのスペインのアグートが第一セット3-0でリードしているので、まあ順当といったところでしょうか。
ここからみてると選手と一緒にボールを追っている気分がちょっとだけ味わえます。
それにしてもプロ選手のサービスフォームの恰好が良いことといったら。
こんなに背中をそらせてどこも傷めないなんて。
躍動感がすごいし、コートの狭く見えることといったら。
対戦相手のハンガリーのフチョビッチも負けてはいません。
なんとなくポイントをとれないままずるずると差は離れていき・・・
どこかの故障があったのでしょうか。
第一セットを6-2で取られ、第二セット3-0になったところで棄権してしまいました。
棄権したフチョビッチは早々にコートを後にしました。
後に残ったアグートはファンのサインや写真のリクエストに対応してから去っていきました。
試合をよくみるならここ、選手にサインをもらうならあちら側の席がおすすめですね。
さて、途中で試合が終わってしまったのでどうしようかと思いましたが、まだ元気が残っているのでもう一度センターコートに行ってみます。
センターコート第4試合【Oscar OTTE vs. Miomir KECMANOVIC】
行ってみたらもう第二セットに入っていました。
地元オッテ選手がリードいるので、ドイツ人にとっては嬉しい試合展開でしょう。
観客も安心して観戦している感じ。
第二セットも5-4でオッテのダブルマッチポイント。
おめでとうございます。
勝利したあとコート一周するオッテ選手。
私の本日の試合観戦もこれにて終了。
一番試合数が多い日だけあって、盛りだくさんの一日でした。
天気も良かったし、観戦日和でもありましたが、観戦する方もこれだけだくさんあるとちょっとお疲れ。
ホテルに戻ってまた明日に備えましょう。
センターコートを出ると外でもオッテ選手がインタビューを受けていました。
流石地元。やっぱり自国の選手が勝ってくれると嬉しいですもんね。
前日の試合の様子はこちら
続く
ドイツで快適な生活を送るために
ハレのテニス観戦、本日もとても楽しい一日を過ごすことができました。
こんな旅が何不自由なくできるのも、ドイツ語を習得したおかげです。
現地で生活していて日々実感するのは、現地の言語ができて損することは一つもないということ。
もしあなたが効率よくドイツ語を学びたい、と思ったらぜひ私が書いたこの記事をご一読下さい。
更にドイツ語をもっと学びたいという方はこちらもぜひ読んでみて下さい。
https://coconala.com/services/651103
当ブログの人気記事「ドイツ語会話で必要な文法はこれだけでいい!」を改良し、わかりやすくまとめました。
テキスト部分と学習ノートの2部にわけ、例文も盛りだくさんです。
最短で効率よく実用ドイツ語をマスターするために、ぜひお役立てください。
ドイツ語会話に最低限必要な4つの文法教えます ドイツ在住・留学、実用ドイツ語会話を今すぐ身に着けたい方へ
オプションで、テキストに関する質問、その他ドイツ生活に関する質問も受け付けています。
その他、ドイツ語やドイツ生活に関するご希望テキストがあればリクエストを受け付けます。
お気軽にメッセージをお寄せ下さい。
ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。
記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。
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