ドイツ3大美城【エルツ城】

2022年春。

ドイツでも夏時間も始まり日も長くなり、よい季節の始まりです。

加えてコロナ規制も緩和され、改めて自由に行動できる喜びを感じる今日この頃。

満を持してドイツ3大美城の一つである【エルツ城】に行ってきました。

城好きの私としてはどうしても外せなかったエルツ城。

3大美城の中で唯一訪れていなかった城でもあります。

近郊なのにコロナ規制で行かれなかったこの2年間の鬱憤をやっと晴らせます。

お薦めのお城なのでぜひみなさんにもお城の様子をご紹介します。

他の3大美城について知りたい方はこちらもお勧め

ホーエンツォレルン城

2019年11月ドイツの三大美城の一つで天空の城とも呼ばれる【ホーエンツォレルン城】に行ってきました。 ルクセンブルクから4回乗り...

ノイシュバンシュタイン城

2021年10月。 ドイツではコロナ緩和政策も進んできた10月中旬、 ドイツ随一の観光名所ノイシュバンシュタイン城に行ってきました。...
" class="blog-card-thumbnail-link">
2021年10月。 ドイツではコロナ緩和政策も進んできた10月中旬、 ドイツ随一の観光名所ノイシュバンシュタイン城に行ってきました。...

デュッセルドルフから車で約2時間

デュッセルドルフからエルツ城までは車で約2時間。

電車やバスなどの公共交通機関を使っていく事もできます。

しかしお城自体が山の中にあるため、あまり交通の便はよくありません。

どの方法を使ってもお城のすぐ近くにバスの停留所があるわけではありません。

そのため車以外で行く場合は、数キロ徒歩でハイキングするつもりで行きましょう!

駐車場からエルツ城まで

デュッセルドルフから約2時間でエルツ城の駐車場に到着。

ここからはまだお城は見えません。

駐車場の突き当りにエルツ城への道しるべ看板があったので、それに沿って歩きます。

途中で小さな小屋を発見。

ミニミニ教会みたいな形をしていますが、本当の用途は何なのでしょうか。

こうやって歩いているとなんだか普通の山の中のハイキングコースみたいです。

お城といえば山の頂上にあるイメージなのですが、道が下り気味なのが少し気になります。

道案内の看板通りに来ているのだから間違っていることはないと思いますが。

道はちゃんと舗装されていますし、下り道が多いのでサクサク歩けます。

歩く時間も10分とかそのくらい。

ちょっとした建物をまた発見。

そのままてくてく歩くと、突然目の前が開けます。

すると。。。

エルツ城発見!

突然眼下にエルツ城の全容が現れたではありませんか!

城は山頂にある、といういうイメージを覆し、エルツ城は周りを山に囲まれた山間いにありました!

びっくり!

これは見ごたえがあります。

道理で道が下りばかりだったわけです。

お城のロケーションだけでなく、お城自体の形もかっこいいですね。

ノイシュバンシュタイン城やホーエンツォレルン城と比べると小さいものの

ドイツ3大美城と言われるのも納得のいく美しさ。

しばらくの間、上からのお城の景色を楽しんだあと、お城に向かいます。

徒歩でだんだんとお城に近づいて行く過程もわくわくします。

だんだんお城が近づいてきました。

下に見えていたお城の位置がだんだん変わってきて、自分の目線に近づいてきます。

もうお城は目の前!

お城の真正面に到着。

マスク着用の看板がありました。

さあ、いよいよエルツ城内に入ります。

エルツ城到着

ここで入城チケットを購入します。

実はチケット売り場の横にお城のマグネットが飾られていました。

マグネット収集癖がある私はすかさず「マグネットも下さい」と言ったところ

「これはこの先にあるショップで買ってね」という返事。

早速入城チケットを買ったあとショップに行ったところそれなりの種類の

マグネットがありました。

迷って2種類のエルツ城マグネットを購入。

お城に入る前に既に結構満足した私でした。

エルツ城の中庭

なんかお城の雰囲気っていつ来てもわくわくします。

お城の外は見渡す限り緑緑緑・・・

奥にみえるのはキリストの十字架とマリアでしょうか。

どのお城にも必ずあるお祈り場所。

どんな素朴なお城であってもその中で一番煌びやかなしつらえになっています。

信仰とお城や統治ってやはり切り離せないものなんでしょうね。

お城の持ち主の紋章かな。

ヨーロッパにはかっこいい紋章がたくさん。

美術音痴の私にはうまく説明できませんが、なんか全体的なデザインがいいんですよね。

城内の中庭に入った瞬間!

どうしてこんなにカッコいいんでしょう。

これは反対側からみた図。

先に見えているのがここに来るとき最初に登ってきた入り口。

お城の他には人工物は何もなし。

エルツ城内の見学ツアー

入城チケットには城内見学ツアーのサービスがついています。

時間によって英語とドイツ語のツアーを選べます。

私が選んだのはドイツ語ツアー。

ここがツアーの待ち合わせ場所。

内部は残念ながら写真撮影禁止でしたが、ガイドさんのエルツ城の現在城主や、3代に渡って移り変わる歴代城主説明や内部にある調度品の由来などを聞き、ツアーを楽しむことができました。

内部見学ツアーが終わった後は、宝物庫見学。

これはガイドなしで自由に見学できます。

これはさっきカッコいいと思ったエルツ城の城主家の紋章かな。

宝物庫のど真ん中ににあった像

薬ぽくもあり、調味料ぽくもあり、魔法の調合物と言われても信じられるような・・・

これはいかにも信仰にささげる手の込んだ高価そうな品々

この食器たち今でも現役でいけそう・・・

これもちょっと薬草系のお薬系のお品にみえますが・・・

きれいに色付けされてるなあ。

金の部分は陶器じゃない違う素材を混ぜてるようにも見える。

金ぴかの装飾品。。。この金は本物???

一体どれくらいの重さなんでしょう。

Gurtelって書いてあるってことは、これはベルトなの???

なんか今のものと言われてもわからないくらい綺麗な状態を保っています。

鍵だと思いますが、実用品というより豪華な調度品って感じ。

なんかこちらも手が込んでいますね。

どうしてこんなに器用に作品が作れるのでしょう。。。

エルツ城の外庭と温まる食事

城内ツアーと宝物庫を見たのであとは軽く食事をして帰ります。

通路下にあるこちらの建物はカフェのようです。

ここはカフェじゃなくて、軽食が食べられるみたいです。

少し迷いましたが、結局食事はカフェではなくてここで軽く取ることにしました。

ちょっと寒くなってきたので、豆とスープのスープを注文しました。

ドイツっぽい素朴なスープとパン、そして彩に白ワインがの組み合わせが、正に今欲しい物って感じ。

ほっこりした時間をすごく事ができとても楽しかったです。

エルツ城とお別れ

これにてエルツ城ともお別れです。

後ろ髪惹かれながら駐車場に戻りつつ最後の見納めに撮ったエルツ城。

お城にいた時間は全部で2時間くらいでしょうか。

少し駆け足でしたが、充分楽しめたので行ってよかったです。

これで念願のドイツ3大美城を制覇して超大満足。

流石ビ城と言われるだけあって、ロケーションも含めてとても素敵なお城でした!

ちなみにドイツ3大名城というのもあって、これはエルツ城の代わりに私の第二の故郷でも

あるハイデルベルクのハイデルベルク城が入ります。

2019年春 晴天 ここは、ドイツの中都市ハイデルベルク。 丘の上にそびえるハイデルベルク城、ドイツで最古の1386年に創立...

ドイツには他にもあちらこちらに素敵なお城がたくさんあって、

終わりがないくらい色々なお城を見学することができます。

ドイツに来てすっかりはまった趣味の一つです。

みなさまも一度ぜひ!

ドイツで快適な生活を送るために

楽しい一日を過ごすことができました。

予定外のドラゴン城訪問が意外にもとても楽しかったです。

旅の途中でもその時の状況に合わせて臨機応変に楽しい旅ができるのは

ドイツ語を習得したおかげです。

現地で生活していて日々実感するのは、現地の言語ができて損することは一つもないということ。

もしあなたが効率よくドイツ語を学びたい、と思ったらぜひ私が書いた

この記事をご一読下さい。

ってよく聞きます。 女性名詞、男性名詞、中性名詞、と聞くだけでもうおなか一杯っていう人もいるかもしれません(^^)/。 気持...

更にドイツ語をもっと学びたいという方はこちらもぜひ読んでみて下さい。

https://coconala.com/services/651103

https://fujideu.com/2022/01/17/neuschwanstein-schloss/
実用ドイツ語教材

当ブログの人気記事「ドイツ語会話で必要な文法はこれだけでいい!」を改良し、わかりやすくまとめました。

テキスト部分と学習ノートの2部にわけ、例文も盛りだくさんです。

最短で効率よく実用ドイツ語をマスターするために、ぜひお役立てください。

 

ドイツ語会話に最低限必要な4つの文法教えます ドイツ在住・留学、実用ドイツ語会話を今すぐ身に着けたい方へ

オプションで、テキストに関する質問、その他ドイツ生活に関する質問も受け付けています。

 

 

その他教材全一覧はこちらへ。

 

その他、ドイツ語やドイツ生活に関するご希望テキストがあればリクエストを受け付けます。

お気軽にメッセージをお寄せ下さい。

メッセージはこちらへ

ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ハンブルクからハイデルベルクへ・週末小旅行①

ドイツからルクセンブルク②【クリスマスの旧市街観光】

ドイツからスペインのマドリードへ 観光編⑧

北ドイツにある世界遺産の町【リューベック】

ドイツからスペインのマドリードへ 観光編④

ドイツからドイツバーンでプラハまで行ってみた