トリノATPファイナルテニス2022年観戦!【ナダル対フリッツ】

2022年11月

以前から観戦したいと思っていたATPファイナル。

男子プロテニスのその年の世界ランキングベスト8が集結して戦う、一年の最後の試合です。

一昨年までロンドン開催でしたが、去年からイタリアのトリノに会場が移っています。

今年とうとうそのATPファイナルを初観戦することになりました。

トリノを訪れるのは初なので、今回はトリノ観光とATPファイナル観戦の両方を兼ね、

3泊4日の旅です。

今回は主にテニス観戦の様子をお伝えします。

一週間ある大会日程のうちたったの半日、シングルス1試合・ダブルス1試合だけですが、なんといっても今の世界ランキングベスト8が集まる大会。

どの試合をとっても他の一般大会の決勝戦レベルの顔合わせです。

対戦スケジュールが発表されるのも試合直前、それまで自分が一体誰の試合を観戦できるのかもわかりません。

一体誰の試合を観戦できるのか楽しみです。

事前準備はネットでチケットを買っただけ

全仏やウインブルドンは公式でチケットを買うのはなかなか至難の業です。

発売当日の発売時間に買う気満々で待機していないとすぐ売り切れます。

その点ATPファイナルは発売開始からしばらくすぎてもインターネットで

公式から簡単にチケットが購入できました。

もちろん早めに買った方がよい席を購入できます。

実は今年はそれほどトリノに行くつもりはありませんでした。

チケットの売れ行きはたまに追っていたものの様子を見ながら

「意外にチケット取るのは簡単だな。今年はもうあまり良い席が残ってないから、来年チケット発売初日にいい席を取って初観戦しようかな。」

と思っていたのでした。

しかし、ひょんなことでたまたまどこかで話題にしたところ、行きたいという人が多く、その場の乗りであれよという間に今年のトリノ行きが決定したのでした。

私も「これも何かの縁だな。今年試しに行ってみて気に入ったら来年いい席取ってまた来ればいいか。」と思い、参戦決定しました。

大会初日の日曜日の夜観戦を選んだのは、残っているチケットでまだ一番よさそうな席が残っていた日だったからです。

トリノ行きは初めてなので、もちろん街観光も忘れません。

金曜日の夜から飛んで、土曜日と日曜昼はトリノ観光、夜テニス観戦の日程を組みました。

チケット購入すればその他の予定は自動的に決まります。

飛行機とホテル決めてあとは当日を待つばかり。

観戦試合はナダルとフリッツに決定

大会は11月13日~20日まで。最初は2グループに分かれて総当たり。

各グループの上位2名が勝ち上がり、準決勝と決勝を行います。

グループに分かれて総当たりとか、サッカーの大きな大会の形式に似ていますね。

大会開始数日前、我々の観戦試合はナダル対フリッツに決まりました。

スペインのラファエル・ナダルは言わずと知れたテニス界レジェンドの一人。

対するアメリカのテイラー・ハリー・フリッツ(Taylor Harry Fritz)は

久しぶりのアメリカから出てきたランキング上位選手です。

というわけで観戦試合はランキング1位のナダルと8位のフリッツに決定。

ナダルの試合は2001年プロデビュー以来ドイツのシュツッツガルト大会をはじめ、直近ではコロナ前の全仏優勝まで何度となく観戦しています。

縦横無尽にコートを走り回るフットワークと力強さは強烈に記憶に残っていますが、最初はこんなに息の長い選手になるとは思ってもいませんでした。

対するフリッツは初観戦。

どんな試合になるか楽しみです。

トリノ市内のATPファイナル感

トリノ市にとってもATPファイナルは一大イベントです。

去年からATPファイナルは去年からトリノ開催になったわけですが、市内散策していると自然とATPファイナルのお知らせが目に入ります。

歴代のATPファイナルメモリアルショット!

私がトリノ市民だったら、毎年観戦に行っちゃうなー。

今日から初日だから、試合に合わせて何かパフォーマンスしてくれるのかな。

看板見ただけでなんだかウキウキしてくるなあ。

何気ない広場に突然看板があったり。

突然のチチパス看板登場にもびっくり。

これはトリノATPファイナルの宣伝というよりロレックスの宣伝だな。

チチパスが優勝したのはトリノじゃなくて2020年のロンドン大会だし。

謎のATP宣伝看板。ドレスを着てラケットを持つこの女性の意味がよくわからない。

そして意外にも自分の中で大ヒットだったのは、市内散歩中にキオスクもどきのお土産屋さんで見つけたATPファイナルのマグネット。

真ん中のテニスラケットはATP会場で買ったものですが、左右のマグネットが何気にキオスクもどきで売っていたのは驚き。

これはなかなか良い!

家に帰ってからも冷蔵庫見るとATP気分思い出せます (上はおまけの2019年全仏マグネット)。

試合観戦の昼間は市内散策を楽しみ、夜はいよいよ会場へ。

会場へは公共交通機関で行かれますが、ここでちょっとしたアクシデント。

会場最寄りの駅まで市電で行かれるはずが、なぜか次々キャンセルされて、待てど暮らせど電車が来ない!

1本、2本とキャンセルされ、ただでさえ時間ギリギリだったところをもう試合開始には間に合わない時間に!

あーあ、これはいよいよタクシーでも捕まえるしかないかな、と思ったくらいのタイミングで市電到着。

一体この突然のキャンセルは何だったのでしょう。

乗った後は普通に会場まで到着しましたが、

おかげで最初のダブルスの試合はちょっと見逃しそうです。

会場の様子【エンタメ感強し】

会場に到着すると、左右に建物が。

右側の建物の前にはテニスボールをかたどったオブジェが。

人も入って行ってるし、こちらが試合会場だろうか。

一方左側の建物はスタイリッシュ。こちらにもATPの看板が。

どちらもATP関連の施設なのは間違いないけれど、ぱっと見どちらが試合会場かわからない。

本当だったら、時間に余裕をもって到着して、どちらの施設もゆっくり見たいけれど、

もうダブルスが始まっているので、試合会場に直行するしかない。

結局左側の建物が試合会場とわかり、まずはそちらへ向かいます。

出場選手の顔写真。

今日これから観戦するナダルがいました。

出場者全員分あるのかな、チチパスも発見。

奥にジョコビッチも見つけました。

しかし全員見つけている暇はなく、自分たちの席を探します。

あった、ここが私たちの席への入口です。

当然のことながらダブルスはすでに始まっています。

ダブルス【R.Ram/J.Salisbury組対M.Granollers/H.Zeballons組】

私たちが席についた時は、すでに第一セット5-2でした。

席についたばかりで、まだどちらが誰かわからない。

どうもこちらの選手が今5-2でリードしているR.Ram/J.Salisbury組のようです。

プロでなくてはできない毎回サービス毎に合図して作戦決めるしぐさ。

素人では作戦立ててもその通りにサーブが決まらない。

1セット目は、このまま順当に6-3でR.Ram/J.Salisbury組が取りました。

こちらが対戦相手のM.Granollers/H.Zeballons組。

第二セットは負けられません。

第二セットは接戦が続きます。

それにしてもこれだけ膝を曲げた体勢で素早く動けるってすごいもんです。

これに比べるとアマチュアの試合だとよほど上手な人でも、棒立ちに見えるくらい。

もう別スポーツすぎて参考にならないのはわかっているけれど、やっぱり見るたびに新鮮に驚けます。

そして、第二セットは接戦のままどちらも決定打がなく、6-6でタイブレークに突入です。

そして、タイブレークまでもそのまま接戦が続きます。

タイブレークでも6-6と、一球一球目が離せません。

このタイブレークを取れば試合勝利のR.Ram/J.Salisbury組。

これを取られると後がない対戦相手のM.Granollers/H.Zeballons組。

こちらも負けるわけにはいきません。

とうとう8-9でM.Granollers/H.Zeballons組リードまできます。

そしてM.Granollers/H.Zeballons組はそのまま見事にタイブレークを勝ち取ります。
これで、セットカウント1-1で全くのタイになりました。
つかの間の休憩。

ダブルスではセットカウント1-1になった後の第三セットはスーパータイブレークといって、なんとセットの勝利をタイブレークのみで決めてしまうのです。

タイブレークは実力というよりも、その時の運要素で勝敗が決まりがちです。

つまりセットカウントが1-1になり第三セットに入った時点で、どちらの手に勝利が転がり込むのか、まったくわからなくなる、いうこと。

それにしても試合中も会場を照らす青いライトは消えません。

休憩中は音楽が鳴り響き、お祭りムードを盛り上げます。

その年のベスト8だけだプレイできる、いわば選ばれしものの祭典。

もちろん選手は真剣に戦うのですが、会場の様子は4大大会や他のATP大会と比べてエンタメ感が強いです。

ずーっと現実とは違うお祭りの中にいるみたい。

電車のアクシデントにより到着してすぐ試合観戦で、ゆっくり楽しむ余裕がありませんでしたが、やっとこんなことを考える余裕が出てきました。

さて、第3セット開始です。

6-3,6-7のセットカウント1-1で、第三セットのタイブレーク開始。

10ポイント先取でこの試合の勝敗が決定します。

勝利の女神は一体どちらに微笑むのか。

序盤は4-1で圧倒的にRam/Salisbury組が立て続けにポイントを取ります。

これは一方的に終わってしまうのか、と思いきやGranollers/Zeballons組も負けてはいません。

次第に追い上げ、タイまで追いつきます。

そのまま、じりじりとタイブレークは進みます。

ついに小差とはいえ9-8でRam/Salisbury組がマッチポイントを握ります。

そして、、、

10-8でRam/Salisbury組が勝利!

1セット目を取ったam/Salisbury組が第3セットのスーパータイブレークをものにし、セットカウント2-1でこの試合を勝利しました。

検討を称えあう両チーム。

勝利後、観客にお礼の挨拶。

何か観客にプレゼント投げてくれています。

会場を去るam/Salisbury組のお二人。

お疲れ様です。

接戦で見ごたえのある試合でした。

そして、実はこの時点ではもちろんまだわからない事ですが、今大会はこの二人が優勝するのです。

この接戦をものにして勢いがついたのか。

おめでとうございます!

次はいよいよナダルとフリッツのシングルスです。

21時前には開始しないことになっているので、その前にもう一つの施設を散策に行きます。

ついてすぐダブルス観戦だったので、周りの様子をみる時間が全くなかったのです。

とはいってもこの建物には試合観戦以外のエンタメは何もなさそう。

自分の席に来る際に会場を半周くらいした感じになったのですが、自分の席の近くのゲートに来るまで建物の中に入ることもできません。

入場の時点で制限されてしまうのです。

その代わり、試合会場を出たところに、簡易トイレや軽食のテントがあります。

ただ、テニス会場につきもののショップは何も見かけなかったので、そういうの向かいの建物に集結されているのでしょう。

初のATPファイナル観戦で自分に小さな記念になるものをぜひ買いたいです。

何かあるかなー。

試合以外の設備は向かいの建物に集結

試合会場を出て、改めて向かいの建物に向かいます。

中に入るとメディアもここに集まっているのですね。

どこに放送されているのかわかりませんが、青と黄色のマスコットと一緒に会場の様子を伝えています。

テレビ放映用かな。

中にはテニス関連ショップや飲食店などもあり大変混雑しています。

その中で私の目的は、ATPファイナルのオリジナルグッズ。

4大大会などでは大会専用のオリジナルグッズがたくさん売っていますが、テニストーナメントでも小規模大会だと、テニスブランドのショップはあれど、大会オリジナルの商品はあまりないこともあります。

果たしてATPファイナルはどちらなのか。

と思ったら、一か所だけATPファイナル用ショップがありました。

しかし、エンポリオアルマーニとのコラボではありませんか!

流石ATPファイナルともなると、コラボするブランドが一流すぎる。

しかも一見テニスとは無関係の一般の服飾ブランド。

こんなコラボは初めて見ました。

アルマーニとのコラボなんてどう考えても高そうです。

こういうブランドとのコラボ商品ではなく、普通の一般的なATPファイナルのロゴでも入った何の変哲もない商品でいいのにな~。

と思いながら会場をうろうろしたのですが、どうもATPファイナルオリジナル商品は、このエンポリオアルマーニとのコラボ商品だけのようです。

ここは金持ちしか来ないのか?

トリノには普通の一般市民も住んでいるはずなのに・・・

と思いながらも、それしかないのであれば仕方ありません。

ショップの散策します、といっても面積は小さいのですぐ見終わってしまいますが。

タオルとか帽子が売ってますね、Tシャツやスコートなどのウエアも売っています。

ATPのロゴ入りみたいだから記念にはなりそう。

でも私はウエアやタオルではなく、小物が欲しいのです。

小物はどこだ・・・

と思ったら、小ケースの中に小さく小物を発見。

テニスの形のキーホルダーと、近年自分の中で自分用お土産ブームのマグネットが売っています。

どちらもトリノATPファイナルと書いてあるし、お土産にはピッタリ。

これを購入しました。

余談ですが、ATPファイナルって正式名称はニットウATPファイナルというのです。

ニットウって日本企業ですよね。

名前以外に日本色が全く感じられないですが、いまだにこんな大きな大会のスポンサーになれるとは、停滞の30年の異名をとっても、まだまだ日本も捨てたものではないですね。

TシャツにもTORINO2022としっかり書かれていました。

Tシャツコレクターやテニス毎日するような人ならこういうのもいいかも。

私はお目当ての小物をゲットし、これで満足。

もう試合会場に戻ってもよかったのですが、ナダルとフリッツの試合開始までまだ時間があります。

せっかくなので他もちょこっと散策。

ATP大会の様子を描いた展示。

ちょっとしたドリンクカウンター。

ダンロップをはじめとしたテニスショップ。

もちろん飲食の施設も整っています。

まだ試合開始まで時間はありますが、混んでいたのでここでは買い食いせず、そろそろコートがある向かいの建物に戻ります。

コート側に戻ってから建物の外にあるお手洗いと簡易テントでドリンクを買い、そろそろシングルスの練習始まってるかな、とコートに戻ってみると会場の様子がちょっとおかしい。

なんと予告なく試合前倒し!

長年の私のテニス観戦歴でも初めての出来事!

なんと、試合時間変更の予告なしにナダル・フリッツ戦が時間前倒しですでに始まっているではないですか!

えー、流石にこれはない。

たった一つのシングルスの試合を、事前アナウンスなしに前倒しで始めるなんてありえない!

ひょっとして英語のアナウンスがなく、イタリア語だけで時間変更をアナウンスしていたのか???

それにしても、英語アナウンスがないなんて信じられない。

これは運営側の大きいミスだと思います。

ダブルスに引き続きシングルスでも開始を逃してしまうとは。

油断も隙もありません。

こんなことならもっと早く戻ってくれば良かったです。

それでも一応早めに試合会場に戻ってきた自分を褒めてあげたいです。

ナダル対フリッツ

当然ながら試合会場に入った時には試合進行中。

一体試合はどこまで進んでいるのか、スコアはいくつなのか。

試合は第一セットの2-1ナダルリードの場面でした。

良かった、最初を見逃したのは残念だけど、まだまだ序盤です。

さて、久しぶりのナダルを堪能するぞー、と思ったものの。。。

なんだか私の知っているナダルと様子が違います。

なんだかプレイに精彩を欠いて見えるのです。

序盤だから抑えているのかな、でもベスト8が集まる大会で序盤とか抑えるとかあるだろうか・・・

何かいつものパワフルパフォーマンスが見られず、首を傾げたり、ウエアを気にしたりとプレイに集中できていない様子。

プレイにもいつものパワーが感じられないというか、動きが一回り小さいような、そんな感じ。

なんか対戦相手のフリッツの方が躍動感もあって溌剌とプレーしているように見えます。

とはいってもスコアとしては互角で、ナダルはなんとかピンチをしのぎつつゲームカウントは3-3。

第一セットの終盤になっても、序盤のムードはそのまま変わらず、ゲームカウント5-4。

流石百戦錬磨のナダルというか、調子良くなさそうにみえても数字としては互角のまましのぎます。

第一セットを取ってしまえば経験豊富なナダルの方が断然有利になるでしょう。

ここが頑張りどころということは、両者ともいやというほどわかっているはず。

そして第一セットはそのままお互い譲らず6-6でタイブレークに突入します。

第一セット6-6でタイブレーク、サービスはナダルから。

どちらが取るのか、全くわかりません。

しかし、タイブレークでここまでなんとかしのいできたナダルがとうとう崩れます。

タイブレークは3-6でフリッツ先行。

そしてそこからそのまま3-7でフリッツがもぎ取り、第一セットは7-6でフリッツが先取するのです。

精彩を欠きながらもなんとかしのいでいたナダル。

第一セットを取られてしまい、第二セットで奮起できるか。

なんといっても一流選手のここぞという時のギアのあげ方が一段違います。

第二セットのナダルの奮起に期待します。

ナダルからのサーブで第二セット開始です。

会場はほとんどがナダルの応援です。

第一セットを取られてしまった時は観客から叫び声が上がりました。

果たして第二セットでナダルのプレーは変わるのか。

サービスからの一連の動作。

第二セットは取り返してほしい。

第二セット序盤から気を取り直したナダルの奮起を期待したのですが、どうも様子があまり変わりません。

それどころか、糸が切れてしまったのか、第一セットはそれでもタイブレークまでもつれたのに、第二セットはスコアも一方的展開になってしまいます。

第二セットで序盤からの奮起を期待したのに、逆に4-1でフリッツ断然有利になってしまうのです。

会場は騒然。

あからさまなナダル応援が多くなってきます。

ナダルももちろん頑張っているのでしょうが、プレーには現れず、どう頑張っても渋い表情が多くなります。

そして結局そのまま1-5まで進んでしまいます。

一方のフリッツは終盤緊張した様子もあまりなく、溌剌プレーを続けます。

もちろんナダルも懸命にボールを追いかけます。

観客のナダルへの声援が半端ないです。

しかし、とうとうフリッツ5-1で40-15の圧倒的マッチポイント。

そしてそのまま6-1でフリッツがマッチポイントを奪って勝利。

試合終了の瞬間のナダル。

今日は残念ながらよい場面があまり見られなかったナダル。

満員のお客さんの95%はナダルを応援していました。

しかしこれも勝負。

今日はフリッツの方が明らかに強かったです。

検討を称えあう二人。

お疲れ様でした。

大写しのスクリーンをみて、フリッツってこんな顔なんだ、とやっと認識できました。

勝利後、観客へ挨拶するフリッツ。

敗れたナダルはこの隙に応援してくれた観客へ挨拶をしながらひっそり退場していきました。

勝利インタビューを受けるフリッツ。

観客へボールをプレゼント。

これにて本日のイベントは終了です。

そして、そのまま観客も退出、さっきまで賑わっていたコートがあっという間に静かになります。

この引き際の良さは、欧州のイベントで共通して感じること。

余韻をひきずらず、あまりにさっぱりしているので最初は驚きました。

もう慣れましたけど。

我々も会場を後にします。

イベント感があって楽しかったので、また来たいなと思いました。

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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

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