2022年4月下旬から通っているドイツ認定管理会計士セミナー上級コース。
対面とオンライン授業のミックスコース。
前回は第1回-第4回までのセミナー内容のご紹介をしました。https://fujideu.com/2022/05/27/ihk_finanzbuchhaltung_ll_germany_1/
前回受けた基礎コースから1年経ち久々の学習ですが、新しい事を始めると
頭が刺激される感じが嬉しいです。
(1年前の基礎コースに興味のある方はこの記事の最後をどうぞ)
今回は第5回目からの様子をご紹介します。
第5回セミナー

5回目の授業もオンラインです。
対面とオンラインのミックスと言いながらアクシデントもあり、
実はまだ初回の一度しか対面授業をしていません。
まあ、もう慣れてしまったので今のところそれほど不自由は感じません。
本日も受講者はみんな真面目に時間通り集合。
セミナー1に参加している時も感じましたが、
受講生がみんな真面目に講習を受ける雰囲気もいい感じです。
3回欠席してしまうと資格もらえませんし、せっかく授業料を払って専門性が高くて
競争率も高いセミナーに参加しているのです、ちゃんとやらないともったいないですよね。
本日のテーマ【資産原価の算出方法】
少し前回の復習をしたあとは、本日のテーマにはいります。
今日のテーマは会計上、貸借対照表に現れる資産価値の算出方法です。
まず最初に他社から仕入れる資産の取得原価について習いました。
1.【取得原価の算出】の原則 (Anschaffungskosten)
資産の取得原価は常に最高額を貸借対照表に表すこと。
2.取得原価の内容
取得原価の内訳はこのように算出する:
・取得価格(税抜き)
・+追加の取得費用(例: 輸送費や宅配料)
・+購入後に生じた取得費用(資産価値の上昇につながる部品設置費用または作業)
・-購入価格の引き下げ(例: 現金割引やリベート)
・= 取得原価
貸借対照表上の資産価値を表すのに資産の取得原価を入れるのですが、
その算出方法として、できる限りかかった費用を入れるのです。
イメージとして、単純に購入した取得価格だけ入れればよいと思っていたのですが、
そうではありませんでした。
例えば大きな機械を購入したとします。
その場合機械の本体価格に加えて、送料や組立費、購入後に買い足した付属品(それによって機械の価値が増える場合のみ。壊れた部品を取り換えただけの場合は含めない)を全部取得原価として加えます。
更に割引などがあった場合はその分を差し引き、その結果が取得原価になるのです。
「送料や組立費まで資産として加えるんですか。それだと仮にその商品を売っても資産表の価格より安い価格でしか売れませんよね。」
ある講習生から、とてもよい質問が出てきました。
私も同じ疑問を持ったからです。
以前講師が言っていた「債権者が損をしないように、貸借対照表の資産には考えられる範囲のできるだけ少ない価値、そして負債はできるだけ高い価格を入れる」という取得原価の【資産最低価格の原則】に反してしまうと感じたのです。
講師の返答は【確かに実際売る時にはこの価格では売れないが、取得原価には送料を含め考えられるすべての費用を計上することになっているんだ。】というものでした。
会計上そういう決まりになっているなら、そのままそれに沿うしかありません。
その後実際に例題を解いてみました。
例題: 土地を購入した時の取得原価を求めよ。
土地の取得には土地そのものの価格に加えて色々な手数料がかかります。
例えば土地登記手数料・公証人費用・不動産手数料・不動産取得税などがそれにあたります。
土地以外のすべての手数料が土地の取得原価に含まれてしまうのです。
そして資産価値としてはこれが計上される。
先ほどの機械の例と同様、実際に土地を売る場合は手数料や税金分を加えて売るわけではありません。売れるのはあくまで土地の価値のみです。
それでも会計上は土地購入にかかった費用の全てを取得原価として貸借対照表に入れ込みます。
解答例:
土地購入価格: | 600.000 € |
不動産取得税: | 27.000 € |
公証人手数料: | 5.000 € |
不動産手数料: | 18.000 € |
下水道接続料: | 12.000 € |
登記手数料: | 2.800 € |
取得原価: | 664.800 € |
下水道設置が必要な場合は、その費用も取得原価に含まれてしまうのですね。
とにかく購入したものを実際に使用できる状態にするのに必要な費用はすべて取得原価に含まれるそうです。
テーマ2【製造原価の計算】
次に習ったのは資産の製造原価(Herstellungskosten)についてです。
最初に習った資産の取得原価は、あくまで購入した場合ですが、
製造原価は自社のために自社製造したものにかかった費用を指します。
例えば建設会社が自分の会社用にビルを建てた場合や、PCメーカーが自社使用のためにPCを製造した場合などです。
先ほどの取得原価同様、製造原価にも算出方法の決まりがあります。
先ほどの取得原価と違うのは、2種類の方法があり、企業が任意でどちらかを選べるのです。
1.【製造取得原価の算出】の原則
◎資産を購入せず自身(自社)で製造した場合、取得原価の代わりに製造原価が発生する。
◎製造原価は2種類の値から任意で選択できる。
2. 製造原価の算出方法
製造原価とは以下の要素から成り立っています:
製造原価:
1.義務部分: 下記の各要素はすべて製造原価に含まれる
〇製造材料(Materialeinzelkosten)
+労務費(人件費)(Fertigungslöhne)
+その他直接経費(Sondereinzelkosten der Fertigung): ライセンス料・専用工具費用等
+間接材料費(Materialgemeinkosten): 材料保管料・移動・検査料等
+間接経費(Fertigungsgemeinkosten): 賃料・光熱費・保険料等
+直接製造費に関連する固定資産の原価償却(fertigungsbedingter Werteverzehr des Anlagevermögens)
=製造原価の下限 (Wertuntergrenze)
2. 任意部分: 下記のコストは製造原価に含むことができます。各企業が任意で選べます。製造原価を売上として計上するので売上値が多くなります。
〇一般管理費(販管費)Allgemeine Verwaltungskosten
+企業負担社会保険等Aufwendungen für soziale Einrichtungen des Betriebes
+任意社会給付金等Aufwendungen für freiwillige soziale Leistungen
+企業年金費用Aufwendungen für betriebliche Altersvorsorge
=製造原価上限(Wertobergrenze)
1.貸借対照表合計への影響: 貸借対照表合計の増加は、企業の規模カテゴリーに影響を与える可能性がある。
2.利益への影響: 任意部分のコストを製造原価に含めると利益が増加する。
正直言って、私はこのテーマにあまり予備知識がなかった事もあり、
講師に流れるようにスラスラーっと説明されても、最初は疑問点が多すぎて
あまり理解できませんでした。
製造原価の出し方に対する疑問点
製造原価の下限と上限が任意? どっちを選択すればいいのかどうやって決めるんだろう。
その他直接経費と間接経費の具体的な内容は?間接費の費用の決め方は?
上限の製造原価を選択すると売り上げが増える?原価が増えるんだから増えるのは費用では?
そんな疑問がたくさん出てきて何を質問すれがわからないまま時間が過ぎてしまいました。
他の受講生の質問に答えている講師の話を聞いてもわかったようなわからないような・・・
後から自分でテキストを読んだり、試験の直前セミナーでやっとちょっと質問できたりして、
やっと個々の経費の内容や、原価価格を売り上げ価格として計上するから上限を選ぶと売上が上がる事、間接費の費用は割合で決めることなど、少しは理解ができました。
ただ、上限原価を選ぶと利益が上がる???というのは未だにまだよく理解できていません。
ちなみに任意でどちらかを選べるとはいっても、いったん決定した後はある一定期間同じ方法を継続しなくてはいけないそうです。
少なくとも同じ決算期内は同一の方法にしたほうがよいでしょう。
取得原価と製造原価については以上になります。
第6回セミナー【減価償却】
本日のテーマは減価償却です。
会社である程度以上の金額の品物、例えば高価な機械やソフトウエアなどを買った時、
買った時に支払いはしますが、即経費として計上することはできません。
いったん会社の資産として貸借対照表に計上後、決められた年数(5年など)に従って経年劣化分を
経費として減価償却という勘定科目にて計上、そして5年後に全償却終了、
資産としての価値はなくなる、という会計上の取り決めがあります。
この資産から時間をかけて徐々に経費計上するブッキングを減価償却といいます。
今回は減価償却の種類と償却の仕方について学びます。
減価償却可能な固定資産と未償却残高
1.未償却残高(償却後の評価額)=翌年の貸借対照表の期首価格となる。
2. 翌年の資産の期首価格決定の際、取得価格/生産価格は毎年の定期的な減価償却によって減少する。
3. つまり: 期首の取得価格/生産価格残高 ― 年間減価償却費 = 期末の貸借対照表の価値
減価償却の方法【定額法と定率法】
減価償却にはいくつかの種類があります。
その中で一般的に知られていてよく使われるのは【定額法】と【定率法】の二つです。
これは日本でも知られている方法なので私も理解しやすかったです。
1) 定額法(Lineare Abschreibung)
定額法は減価償却の方法として一番使われる方法ではないでしょうか。
その名の通り、取得価格/製造価格がそれぞれの償却耐用年数の間、常に一定金額が償却される方法です。
例えば6万ユーロのトラックを買って耐用年数6年の場合、毎年1万ユーロずつ減価償却される、という事です。
2) 定率法(Degressive Abschreibung)
その次にメジャーなのは定率法。
こちらもその名の通り、取得価格/製造価格がそれぞれの償却耐用年数の間、常に一定の割合で償却される方法です。
計算の母数になるのは前年の償却後の額のため、割合が同じということは、年々償却金額は減っていくことになります。
6万ユーロのトラックを買って償却費率25%とすると1年目の償却額は6万×25%で1万5000ユーロ、2年目は昨年の償却後価格4万5000ユーロの25%で1万1250ユーロという具合になります。
3) 生産高比例法(Leistungsbezogene Abschreibung)
三つ目の生産高比例法という方法はちょっと特殊な分野で使うようです。
取得価格/製造価格は使用された頻度に応じて償却していく方法になります。
不定期な減価償却【土地や有価証券】
次に習ったのは、事前に予測できないものの価値が下がった時の仕訳についてです。
土地や有価証券がこれにあたるらしいです。
例えばトラックや機械を買った時には定期的に減価償却していけばいいのですが、
土地や有価証券は劣化するわけではないので定期的な減価償却はありません。
しかし、土地や証券の取得価格が決算日の市場価格や証券取引所価格よりも高いか低いかを貸借対照表できちんと確認できる事が重要なのです。
【有価証券の決算時の仕訳】
決算時に貸借対照表上(バランスシート/BS)に表す有価証券の価値は
一体どのように評価するのでしょう。
そのためには、第一回の授業で学んだ5つの原則が非常に重要な基準になるそうです。
これがその原則。
- Anschaffungskostprinzip: 取得原価の原則
- Realisationsprinzip: リアル原則
- Niederstwertprinzip (NWP) auf der Akktivseite: 資産最低価格の原則
- Höchstwertprinzip auf der Passivseite: 負債最高価格の原則
- Imparitätsprinzip: 資産と負債の不均等評価の原則
特に3番の資産最低価格の原則が重要になります。
【資産は常に考えうる最低の価値をバランスシートに表さなくてはいけない】という原則です。
例題1: C-GmbH という企業が2020年2月15日に25万ユーロで土地を購入した。2020年12月31日時点でその土地の市場価格は20万ユーロに下落した。
問1.この土地の決算時の評価額はいくらになるか、金額とその理由を述べよ。
解答: 資産最低価格の原則により、長期的な土地の価値の下落は決算日にバランスシートに反映されなくてはいけない。そのため土地の資産価値は20万ユーロになる。
問2.その場合の仕訳はどうなるか。
解答: (借方)不定期な減価償却 50.000€ / (貸方) 土地 50.000€
(Außerplanmäßige Abschreibungen 50.000€ an Grundstücke 50.000€)
例題2: X-KGという企業が2020年5月23日に有価証券を2万5000ユーロで取得した。2020年12月31日その有価証券の市場価格は2万3000ユーロに下落した。これは長期的な価値の下落とする。
問1.この有価証券の決算時の評価額はいくらか。金額とその根拠を述べよ。
解答: この有価証券の12月31日の評価額は2万3000ユーロになる。なぜなら有価証券は固定資産に属し、資産最低価格の原則が有効なため。
問2.12月31日の仕訳はどうなるか。
解答: (借方)不定期な減価償却 2.000€ / (貸方) 有価証券 2.000€
(Außerplanmäßige Abschreibungen 2.000€ an Wertpapiere des Anlagevermögens 2.000€)
※上級者用注意ポイント: 基本的に固定資産の場合、価値の下落が基本的に長期に及ぶ場合にのみ減価償却としてバランスシートに反映させる。ただし、固定資産でも有価証券等の金融資産の場合は短期的下落でもバランスシートに反映させる。
それと比較して、流動資産の価値が決算日に下落していた場合、長期・短期の期間に関わらず下落した価格を貸借対照表に反映させる。
※また、日本ではこのような会計処理は減損処理といい、減価償却という単語は使わない。しかし、ドイツ語ではどちらも同じ”Abschreiben”という単語を使うため、日本語でも”不定期な減価償却”という単語を使用している。
第5回と第6回のセミナーで私が理解したことをまとめました。
次回は売掛金の評価方法と貸倒引当金について学びます。
なかなか大きいテーマです。
次回に続く
まとめ
ドイツ商工会議所主催のドイツ認定管理会計士(Finanzbuchhalter II)発展コースの
全14回中、5回目と6回目の学習内容をご紹介しました。
まとめているうちにそれまで自分でもあやふやだった内容が、よりはっきり理解できました。
この先では今セミナーで出てきたドイツ語の会計専門用語の日本語訳をまとめます。
少し重なる単語もありますが、下の方には1年前にドイツ認定管理会計士(Finanzbuchhalter I)の
基礎コースで学んだ会計用語の日本語訳を載せています。
ドイツの会計用語の日本語訳
ドイツ語の会計専門用語(発展コースより):
- Vorsichtsprinzip: 予防原則
- Anschaffungskostprinzip: 取得原価の原則
- Realisationsprinzip: リアル原則
- Niederstwertprinzip (NWP) auf der Akktivseite: 資産最低価格の原則
- Grundsatz der Wertaufholung: 価値復活の規則
- Höchstwertprinzip auf der Passivseite: 負債最高価格の原則
- Imparitätsprinzip: 資産と負債の不均等評価の原則
- Periodenabgrenzungen: 期ずれ区分処理
- Transitorische Rechnungsabgrenzungsposten: 繰延処理
- Aktive Rechnungsabgrunzungsposten (APAP): 資産繰延勘定
- Passive Rechnungsabgrunzungsposten (PRAP): 負債繰延勘定
- Antizipative Rechnungsabgrenzungsposten: 見越し処理
- Anzahlung: 前払い金
- Rückstellung: 引当金
- Vermögensgegenständen: 資産
- Anschaffungskosten: 取得原価
- Herstellungskosten: 製造原価
- Materialeinzelkosten: 製造材料
- Fertigungslöhne: 労務費(人件費)
- Sondereinzelkosten der Fertigung: その他直接経費
- Materialgemeinkosten: 間接材料費
- Fertigungsgemeinkosten: 間接経費
- fertigungsbedingter Werteverzehr des Anlagevermögens: 直接製造費関連固定資産の原価償却
- Abschreibung: 減価償却
- Lineare Abschreibung: 定額法
- Degressive Abschreibung: 定率法
- Leistungsbezogene Abschreibung: 生産高比例法
- Außerplanmäßige Abschreibungen: 不定期な減価償却
- Wertpapiere: 有価証券
1年前にドイツ認定管理会計士(Finanzbuchhalter I)の
基礎コースで学んだ会計用語の日本語訳はこちらドイツ語の会計専門用語(基礎コースより):
- GOB (Grundsätze ordnungsmäßiger Buchführung): ドイツ会計の基礎・根拠となる規則)
- HGB (Handelsgesetzbuch): 商法 (ドイツの商法の中核の規則がまとめられたもの)
- AO (Abgabeordnung): ドイツの税法の基本法
- Standard-Kontanrahmen(SKR): 標準勘定科目表 (※最も一般的なのはSKR03とSKR04)
- Rückstellung: 引当金
- T-Konto: 仕訳用の各勘定科目ごとの伝票。左右に分かれる複式簿記仕訳の形が”T”の形に似ているので”T-アカウント”と呼ぶ。
- Verbindlichkeiten aus L.+L (L.+LはLieferungen und Leistungenの略) : 買掛金/未払金
- auf Ziel: 請求書払い(後払い)
- Inventur : 現実の商品の在庫
- Inventar : Inventur の結果をもと作られる会計上の数値としての在庫(貸借対照表のもとになる数値)
- Buchungssatz: (複式の)仕訳け
- Hauptbuch: 総勘定元帳
- Nebenbuch: 補助元帳
- Konto: 個々の勘定科目
- Grundbuch/Journal: 各事業取引の時系列仕訳表(会計仕訳資料の土台となるもの)
- Sachkonten: 総勘定元帳/補助元帳のもとになる各勘定科目
- Personenkonten: 取引先別勘定科目(補助元帳用で各顧客・サプライヤー・支払い先)
- Bilanz: 貸借対照表
- Aktiva / Passiva: 資産 / 負債
- Anlagevermögen: (有形)固定資産
- Umlaufvermögen: 流動資産
- Forderungenaus L.+L. (L.+LはLieferungen und Leistungenの略): 売掛金
- Eigenkapital: 自己資産(自己資本)
- Soll / Haben: 借り方 / 貸方
- GuV (Gewinn und Verlust): 損益計算書
- EBK(Eröffnungskonto) 年度初めの開始貸借対照表
- WEK(Wareneinkauf) 仕入れ品購入
- BGA(Betriebs- und Geschäftsausstattung) 資産勘定になる機器(備品扱い)
- Warenbestend: 在庫
- Warenveränderung: 在庫調整
- Warenverkauf: 商品販売
- Bar: 現金
- Kasse: (勘定科目としての)現金・レジ
- Bank: 銀行
- Kontokorrent: 当座預金
- Vorsteuer: (仮払い)消費税
- Umsatzsteuer: 売上税(仮受け消費税)
- Umsatz: 売上
- Vorauszahlungen: 前払い
- Nachzahlungen (Vorhaure) : (前年分の) 後払い
- Gewerbesteuer: 営業税(地方税)
- Körperschaftssteuer: 法人税
- Est (Einkommensteuer): 所得に関する税金
- Kfz-Steuer: 自動車税
- Erbschaftssteuer: 相続税
- Schenkungssteuer: 贈与税
- Grundsteuer: 固定資産税
- Hundsteuer: ドック税(犬を飼っている人への税金)
- Aufwandskonto: 費用勘定科目
- Bestandskonto: 在庫勘定科目
- Bruttolohn: 総支給額
- Nettolohn: 手取り給与
- Arbeitnehmeranteil zur Sozialversicherung: 個人負担分社会保険
- SV: Sozialversicherung (社会保険)の略称
- Gesetzliche soz. Aufwendungen: 法定福利費
- Verbindlichkeiten LSt/KiSt: 所得税・教会税用預り金
- LSt: Lohnsteuer (所得税・賃金税)の略称
- KiSt: Kirchensteuer (教会税)の略称
- SV-Vorauszahlung: 社会保険前払い金
- Löhne: 変動給与・賃金
- Gehälter: 固定給与
- Aushilfelöhne: 短期アルバイト用給与
- Gez. Soziale Aufwendungen: 法的強制社会保険・法定福利費
- Freiw. Soz. Aufwendungen: 任意社会保険・法定福利費
- Vermögenswirksame Leistungen: 資産蓄積形
- Forderungen an Mitarbeiter – Verrechnung Vorschüsse: 社員前払い
- SV-Vorauszahlung – Verbindlichkeiten gesetzliche Sozialversicherung: 前払い法定社会保険
- Verbindlichkeiten aus Steuern: 税金用負債/預かり金
- Verbindlichkeiten aus Vermögensbildung : 財産・資産関連預かり金
- Immaterielle Vermögensgegenstände: 無形固定資産
- Sachanlagen: 有形固定資産
- Finanzanlagen: 金融資産
- Anlagevermögen(AV): 固定資産
- Umlaufvermögen(UV): 流動資産
- Geringwertige Wirgschaftsgüter (GwG): 少額資産
これを読んで少しでもドイツの会計に興味を持ったり、役に立ったと感じてもらえたら嬉しいです。
ドイツ会計の基礎から興味のある人はこちら。
ドイツの労働制度に興味のある方はこちらもぜひ。
ドイツ語をもっと学びたいという方はこちらもぜひ。
https://coconala.com/services/651103
当ブログの人気記事「ドイツ語会話で必要な文法はこれだけでいい!」を改良し、わかりやすくまとめました。
テキスト部分と学習ノートの2部にわけ、例文も盛りだくさんです。
最短で効率よく実用ドイツ語をマスターするために、ぜひお役立てください。
ドイツ語会話に最低限必要な4つの文法教えます ドイツ在住・留学、実用ドイツ語会話を今すぐ身に着けたい方へ
オプションで、テキストに関する質問、その他ドイツ生活に関する質問も受け付けています。
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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。
記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。
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