ドイツからドイツバーンでプラハまで行ってみた

ドイツはヨーロッパのほぼ真ん中に位置しています。

地図を見ると、なんと9か国

デンマーク・オランダ・ベルギー・ポーランド・チェコ・オーストリア・スイス・ルクセンブルク・フランス

と隣接しています。

せっかく隣接してるんだから、旅行も飛行機じゃなくて、情緒あふれる列車の旅を!

ということで、今回は北ドイツのハンブルクからチェコのプラハまでの電車の旅をご紹介します。

ドイチェバーン(D.B.) でプラハへ出発

2018年、3月某日。

まずはハンブルクの中央駅からプラハまで。

朝6時48分発13時35分着。

6時間47分の旅。

 

(ちなみにこの電車の終点はブタペスト!

このまま乗っていけばハンガリーのブタペストまで行けちゃいます。

13時間31分かかりますけどねw)

 

3人旅だったんですが、7時間弱も電車の中で退屈しちゃうかも、という心配も何のその・・・

 

打ち合わせもしてないのに、お菓子やらゲームやら旅行本などいろいろ集まり、

退屈なんてどこの話???

 

なんか20年くらい前の日本の列車の旅みたい・・・

と、旅行情緒たっぷりのんびりした時間。。。

窓からの景色は平地が多いので、これまたのんびりした感じ。

 

  

当然食堂車で、名物チェコビールやグラッシュも試してみる・・・

 

そんな感じで、あっという間にプラハに到着しました。

 

ドイツから無事プラハ着

特にトラブルもなく、プラハ駅に到着。

町の中心は結構コンパクトにまとまっているので、駅からてくてく町の中心のホテルまで歩く。

ホテルは booking.com や expedia.de でざーっとみて、評価の一番上にあった、

Betlem Club Hotelに決めました。

 

こじんまりしたかわいいホテル、一つ一つ部屋の形もばらばらな昔ながらのホテル。

一泊一人朝食付きで60-80ユーロくらいでリーズナブル。

カレル橋まで歩いて行かれるし、便利な場所で安くてかわいい。

とても気に入りました。

 

Betlem Club Hotel

 

早速観光に繰り出します。

プラハはどこを見ても綺麗だけど、とりあえず何はさておいてもカレル橋

ここからのプラハ城の眺めは本当に絶景。

 

そのあとは目についたお土産屋さんなど、旧市街の中を徒歩でぶらぶら。

天気もいいからポカポカして、歩いていても気持ちがいいです。

 

みんなが行列していた真ん中に穴があいたねじねじパンみたいなのも食べてみた。

 

散策途中、素敵な建物があったので入ってみたら、スメタナホールというところでした。

 

ここは、知ってる人は知っている、のだめカンタービレのヨーロッパ編で、

千秋がコンクール決勝で指揮した場所。

 

そして、のだめがミルヒーとピアノコンチェルトしたホールでもあります。

 

ドイツに来て以来、日本の流行りの漫画はほとんでチェックできてなかったけど、のだめはドラマから入って、唯一ドイツに来てから集めたコミック。

好きだったので、ちょっとテンション上がりました。

 

中に入ってみたら、今日コンサートやってるみたい。

あー、前もって知ってたら、このコンサートのチケット買ったのに、残念。

実はつい先ほど、30分くらい前、町を散策している時に、ほかの教会で今日の夜行われるミニクラシックコンサートのチケットを売っているのに出くわし、そちらを買っちゃってました。

そんなわけで、スメタナホールのコンサートには行かれないけれど、建物の地下にあるレストランも結構いい感じ。

タイル好きの私にはたまらない装飾です。

 

というわけで、教会のコンサートの後は、ここのレストランで食事をすることに決定。

 

旧市街は一つ一つ絵になります。

目的なしにうろうろしているだけで、ワクワクしてきます。

  

 

実は、プラハは知る人ぞ知る”塔の町”。

実際いつくあるのかは諸説ありますが、少なくとも100個はくだらないので、”百塔の町”呼ばれたりもします。

 歩いていると、至る所に塔が出現します。
  

その後、ホテルで一休みしてから、教会のクラシックコンサートへ。

前から3列目の席だったから見やすかったけど、(チケット、交渉の末ちょっと安くしてもらいました(^^))教会の中が。。。

 

とにかく寒い!

 

外はそれほど寒くないのに、石造りだから???

 

足元がすーすーして大変でしたが、4人での弦楽器演奏、時々プラス声楽、

私のようにそこまでクラッシックに詳しくなくても、知っている曲がいくつかあって楽しめました!

個人的には、テレビでフレンチオープンテニスを見ている時にいつもかかる、

知っている人は知っている曲を演奏してくれたので、そこですごくテンション上がりました。

 

教会の寒さ忘れたwww

 

でも後から一緒にいた友人に聞いたら、その曲知らなかったそうです・・・

まあ、私だけのツボだったということで。

プラハの夜

コンサートで満足した後は、夕食!

もうすっかり暗くなっていたので、道すがら夜景を楽しみながら、先ほどのスメタナホール地下のレストランに向かいます。

 

 

昼と同じ建物を見ても、ライトアップされた夜はまた違った良さがあります。

 

レストランは外観だけでなく、内装も素敵でした。

食事も堪能・・・

  

どれも味覚がいいというか、味付けのセンス良かったです。満足。

今日のお昼にプラハについた割には、結構プラハ堪能した気がします。

 

明日は、いよいよ、メインベントのプラハ城へ。


プラハ城

次の日は朝からプラハ城へ。

実はプラハ城の営業時間は、3月はメインスポットは9時から16時まで。

ただし、日曜日はメインスポットの中でもメインである聖ヴィート大聖堂は12時から16時までなのです。

http://tabijozu.com/prague-praguecastle#i

 

お城の観光は余裕をみて、3-4時間は取っておきたいところ。

でも今日の午後にはハンブルク行きの電車に乗らないといけない。

というわけで、9時の営業開始と同時にお城に行き、他のメインスポットを見つつ、12時になったら聖ヴィード大聖堂を見学する、ということになりました。

 

プラハ城は、私の中では今回のメインイベント!

 

万が一にも見られなかった、ということのないように、ゆるい旅行の中で、ここだけは事前に念入りにチェックしたのでした。

旅行って、一つ二つだけ”ここは絶対”ってものを決めて、そこだけは事前に調査して、

残りは現地のその場の状況で好きなことができる自由設定が一番楽しめると思うな~。

 

ライブ感で生まれるものって、本当にその場だけのものだから。

 

お城にはホテルから歩いて行きました。

天気が良くてよかった。

 

お城の中に入って散策開始。カフカの住んでいた家なども見られます。

一つかわいいお土産屋さんがあって、そこでちょっと長居www

 

疲れたので、グリューワイン(暖かい赤ワイン)を飲んでちょっと休憩。

    
 お城から下の眺めもきれいに見えました。

そして、12時まで待って、いよいよ聖ヴィード大聖堂へ、、、

 

と思ったら、教会の前が長蛇の列でちょっと並びましたが、12時になってオープンした後は比較的スムーズに流れました。

よかった。

 

大聖堂は・・・

 

外から見ただけで圧巻!

 

 

中の様子も・・・

 

     

 

いやー、数々のステンドグラスをはじめ、パイプオルガンやすべての装飾が、みんな素晴らしかったです。

全部があまりにも素敵で、しばらく中から出てこられませんでした。

 

ここを見られて本当に良かった。

 

堪能して満足。。。

 

帰りは行きとは違う道を通って、また、てくてく歩いて下に降ります。

行きはカレル橋からお城に上がっていったんですが、帰りはカレル橋の隣に出ました。

隣の橋から、カレル橋の写真。

 

途中で川沿いのレストランで食事。

食べながらプラハ城がみられる絶好のロケーション。

 

食事もおいしかったです。。。

 

というか、プラハの旅、食事ではハズレがありませんでした。

 

御飯がおいしいとそれだけで幸せ(^^♪・・・

 

帰りは、チェコ通貨のコルナがちょっとだけ余ったので、帰りの電車用のワインなどを買って、帰りの途へ。

ちなみにチェコは結構クレジットカード使えますし、現金はそんなに必要ありませんでした。

三人で200ユーロくらいしか両替しなかったのに、最後ちょっぴり余りました。

 

プラハの中央駅の様子。

帰りのプラハからハンブルクへの電車はベルリンで一度乗り換え。

ハンブルクに到着するのは24時近くになります。

 

帰りの電車は6人乗りのワゴン車タイプの指定席に、私たち3人とアメリカから来たご夫婦が同席。

彼らがノリがよく、ベルリンまでの道中ずーっと色々話していました。

 

一泊二日のでドイツからプラハへ電車の旅、なかなか充実してよい旅でした。

 

 

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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

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