ドイツからパリへの二泊三日小旅行①―出発

2018年9月

ドイツからパリまで二泊三日の小旅行に行ってきました。

 

飛行機で90分くらいなので、感覚としては札幌東京間のイメージです。

今回の目的はルーブル美術館ですが、他にもいろいろ回ってきました。

 

パリには何度も行ってますが、よく考えたら、一人でパリに向かうのは初めてです。

とはいっても、現地で友人と待ち合わせですが。

 

というわけで、今回はパリ旅行です。

移動や町の様子など、できるだけ写真でリアルにお伝えします。

 

ハンブルクからパリへ出発【いきなり1時間遅れる】

ドイツを出るのは午後なので、昼過ぎにゆっくりと空港へ向かいます。

S1に乗ると、空港までは乗り換えなしで20分で行かれるので重宝しています。

途中で庭いじり用のかわいい小屋が見えます。

 

二泊三日なので、荷物は小カバン一つと普段使っているバックバック一つで充分。

飛行機のチケットも”預け入れ荷物なし”の安いチケットを購入。

 

S1の終点が空港です。駅で自分の飛行機がターミナル1かターミナル2か確認してターミナルに行きます。

とはいっても、もし間違えても小さい空港なので、歩いて数分でターミナル間移動できます。

ご心配なく。

空港に到着です。

自動チェックイン機でチェックイン。

預け入れ荷物もないし、カウンターに行く必要がないとあまりに簡単すぎて、何か忘れている気がしてしまいます。

 

今回セキュリティチェックで、洗顔クリームを没収されてしまいました。

理由は100mlを超えているから。

 

前回まで同じ洗顔クリーム何回も持って行ってるけど、何でもなかったのに。

液状のものはダメだけど、クリーム状のものはよかったのになあ。。。

 

それはさておき、とりあえず中に入ります。

お天気は快晴です。

 

先週まで寒かったのに、これから三日くらい天気がいいみたいです。

パリも天気が良さそうでラッキー。

 

「あとは出発するだけ」と思っていたら、どうしてなのか、飛行機が30分遅れるとのアナウンス。

持ってきた本を読んで待ちます。

30分遅れで飛行機に乗り込みます。

しかしそれからまた30分くらい飛行機の中で待機・・・

出発する前に眠くなっちゃうよ。。。

 

ようやく出発です。

エアフランスなので、パリらしいおやつ。

 

出発しちゃえば90分なんてあっという間。

フランスの平地が見えてきます。

 

無事にパリに到着しました。

飛行機が遅れたとはいえ、まだ18時前。

 

旅先で明るいのはいいですよね。

知らない街を歩くとき、暗いと道を見つけづらくて大変ですから。

 

到着したのは、シャルルドゴール空港のターミナル2。

このままフランスの列車のRERでパリ市内までいけば、ホテルまで30-40分で到着です。

パリシャルルドゴール空港からパリ市内へ【列車止まる!】

ターミナル2からRERのB線に乗ってパリ市内へ向かいます。

 

RER線行きの看板が至る所にあるので、迷わないで行かれました。

 

無事RERの切符売り場に到着。

エッフェル塔の図も書いてあるし間違いなし。

でも11番線と12番線のどっちに乗ればいいのかな・・・

 

市内までは10ユーロ。

このチケットで地下鉄にも乗れるから両方乗る人も、2重に払う必要はなし。

チケットは自販機で買うのが普通だけど、みんな並んでいて時間かかりそう・・・

 

係員さんも出てきて、手売りもしてくれています。

これがチケットの自動販売機です。

私も並んでいたのですが、ちょうどお客さんに売り終わった駅員さんが、今度は私に直接チケットを売ってくれました。

 

ついでに11番線と12番線のどちらがパリ市内に行くか聞いてみたら「両方行かれるよ」って教えてくれました。直接聞けてラッキー。

これがパリで初めて話す英語でした。

こちらがチケット。後ろにあるのは領収書。

駅員さんが何も言わずに、領収証渡してくれました。

 

さて、いよいよパリ市内へ。

駅は12駅くらい、乗るのは約30分くらい。

出発時間とホームは、青い画面を見て確認します。

フランスの平野が続きます。

 

ホテルへの最寄りRER駅は”Les Halles”

一つ手前の”Gare du Nord”までやってきました。

 

fujiko

fujiko
あー、あともうひと駅で到着だー。

 

しかしそこでアクシデントが。

”Gare du Nord”で止まったきり電車がなかなか発車しないのです。

 

しばらく待っていたのですが、発車する気配はなし。

その上何かフランス語でアナウンスがあって、半分くらいのお客さんが下りていきました。

他の半分はこの電車が動くまで待っているつもりなのでしょうか。

あー、あとひと駅だったのに・・・

 

でもそこでふと思いつきます。

fujiko

fujiko
そういえば、確かこの駅は地下鉄に乗り換えできるはず。

RERは降りて、地下鉄で最寄り駅まで行ってみようかな。

 

と、とりあえず私も電車を出ました。

すると、隣の車両の入り口に警官がいて、テープを張って立ち入り禁止にしています。

 

なんだかわからないけど、時間かかりそうです。

これは降りたほうが賢明かもしれません。

 

ただ、問題はどの地下鉄駅がホテルに一番近いのかわからないこと。

fujiko

fujiko
うーん、どの駅で降りるんだっけなあ。

地下鉄4番が最寄り駅だったのは覚えてるけど・・・

うーん、横着しないでちゃんと調べておけばよかった。

 

とりあえず、地下鉄の4番の駅まで来たけど、やっぱり駅名が思い出せない。

スマホを見れば地図が出てくるはずだけど、地下だからなかなかWIFIがつながらず、必要画面が出てこず焦る・・・

 

ホテルの住所は知っているので、「いざとなったらタクシーか?」と思った私でしたが、幸いスマホの地図画面が使えるようになって、最寄りの駅を見つけることができました。

 

しかも乗り換えが面倒だったので、RERの駅から歩くつもりだったけど、地下鉄に乗り換えればホテルのもっと近くで降りることができます。

fujiko

fujiko
RER止まって却ってラッキーだったかもしれないなあ。

 

パリ市内到着!

地下鉄で、最寄り駅の地下鉄4番線Réaumur Sébastopol駅に無事到着。

地上に上がって最初のパリ市内景色!

 

スマホのグーグルマップが現在地を把握して動いてくれたので、ホテルへも迷うことなく、徒歩5-6分で楽々到着しました。

だいたい19時半くらいでしょうか。

 

チェックインする際に住所を書いたら、受付の人が「あら、あなたドイツに住んでいるの?」と、突然ドイツ語を話しだしました。

フランスでドイツ語話す人に初めて会いました。

 

楽でいいけど、異国に来た感が薄れる・・・

 

ホテルはこんな雰囲気の普通のホテル。

ベルリンからホテルに合流する友達が来るまでは、まだ1時間くらいあるので、近所に散策に出かけます。

 

ホテル近所散策

ちょっとホテルの周りを歩いているだけなのに、名前もわからない素敵な建物がたくさんあります。

一つ一つの建物が立派なので、却って調べる気がなくなってしまいます。

いったん調べだすと切りがないので、ここでは純粋にきれいな建物を楽しむことにします。

ドイツとはまた違った様式の建物です。

教会やドームでなく普通の建物も趣がちがいます。

 

こんなお色使いの土産屋さんも、ドイツにはなさそう。

 

19時半から20時にかけて、だんだんと日が落ちてきます。

 

今日の夕食が食べられそうな場所も歩きつつ探します。

途中で見つけた商店で、今日と明日のお水を買いました。

 

そこのお店の人と少し話をしていて、「えー、そうなんですか」と私がちょっと驚いたら、思わずドイツ語で言っていたらしく、突然お店の人がドイツ語を話しだしました。

ホテルの人といい、この人といい、どうしてドイツ語できるの???

 

だんだんと日が陰ってきます。

 

夕焼けがきれいです。

本当に今日は晴れてて暖かくてよかった。

 

fujiko

fujiko
あ、空港で没収された洗顔フォーム買おうっと。

ということでスーパーを探してお買い物。

もうすっかり暗くなってきました。

レジで並んでいるところへ友達から連絡がはいり、ホテルについてロビーで待っているとのこと。

買い物を終えて、友人と無事に集合しました。

ベルリンからはシャルルドゴール空港ではなくオルリー空港に着く飛行機が便がよかったようで、オルリーからバスと地下鉄で来たそうです。

 

ベルリンからの友達と合流

ホテルの部屋に入って、すこしよもやま話をしている間に21時を過ぎてしまいました。

そろそろ夕食に行かないと、ラストオーダー終わっちゃいそう。

 

でも街中のせいかもしれないけど、ドイツよりパリの方がレストランが閉まるの遅いきがします。

さっき歩いていたら、夜22時までハッピーアワーっていうレストランを2件は見ました。

 

friend

friend
夜10時までハッピーアワーってすごい遅いよね。

確実にそれより遅くまでラストオーダー受け付けてるってことだもんね。

 

今日は遅いので、食事はレストランで軽めに終わらせることに。

とりあえず、フランスビールを頼みます。

そしてこちらはミートボール。

ビーフ、鳥、ラム、魚、ベジタリアンのミートボールから好きな組み合わせでチョイスできます。

あとは付け合わせの野菜とジャガイモ。

ドイツにいたらたいていフライドポテトを頼むのですが、フランスだし、ここはマッシュドポテトを注文しました。

そしたら、これがとっても美味しい!

ミートボールも私はビーフと鳥とベジタリアンを頼んだのですが、なかなかいいお味でした。

 

fujiko

fujiko
ちゃんと合流もできたし、御飯も美味しく食べられて満足の一日だったね。

というわけで、明日は今回の旅行のメインイベントのルーブル美術館です。

 

ハンブルクからパリまで【行き方まとめ】

昔は建物のせいか、パリはグレーというイメージで少し寂しいイメージがありました。

でも今回改めてパリの建物をみて、きれいだなあ、と思いました。

 

それから、パリの街全体が、昔に比べて全体的にきれいになっている気がします。

 

シャルルドゴール空港から市内への行き方を簡単にまとめました。

シャルルドゴール空港からパリ市内への行き方:

RERのB線に乗る(ターミナル1からも2からも駅があります)

11番線からも12番線からも乗れる(ターミナル2の場合)

チケットは10ユーロ (市内の地下鉄の料金も含む)

降りる場所にもよりますが、パリ市内まで12-13駅

所用時間は乗ってるだけなら約30分(待ち時間など入れると最低40分は見たほうがいい

★スマホの地図機能本当に便利!

 

バスもあるのですが、渋滞にはまっても困るので、私はRER線にしました。

途中で止まるというアクシデントはあったものの、RER線便利だなと思いました。

 

それからスマホのグーグル地図機能にどれだけ助けられたか!

どこかで電車が止まっても他の方法がわかるし、現在地がわかるので、目的地にスムーズにいかれます。

日本から行く方はレンタルFIWIルーター”本当にお勧めします。

これがあれば日本のスマホをそのまま使えます。グーグル地図もラインも全部チェックできてとても便利です。





知らない街で、いろんな場所に行くときとっても重宝します。

便利な世の中になったなあ。

それにしてもパリ、本当にきれいになってた!

 

パリ編②に続く

ドイツからパリへの小旅行。 二日目のメインはルーブル美術館です。 ジャポニスム2018年の一環としてルーブル美術館で行われている、香...
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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

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