ケルン大聖堂【ミサからライトアップまで】

2019年秋です。

だんだん寒くなってきて、ドイツの観光シーズンもそろそろ終わりに近づいてきました。

 

そこでシーズン終了前にライン川クルーズとその出発地点であるリューデスハイムを観光してきました。

2019年秋です。 だんだん寒くなってきて、ドイツの観光シーズンもそろそろ終わりに近づいてきました。 そこでシーズン終了前に...

 

そこからケルンに向かいました。

 

ケルン大聖堂の夜のライトアップを見学するためです。

 

世界遺産でもあるケルン大聖堂。

現在住んでいるデュッセルドルフからは電車で30分くらいなので、今年だけでも数回行っています。

 

今回は、ライトアップだけではなく、昼間の大聖堂、そして日曜日に中で行われているミサの様子も一挙にまとめてご紹介します。

 

 

ケルン大聖堂の迫力

ケルンというと真っ先に大聖堂が思い浮かぶくらいケルン大聖堂はケルンの象徴です。

 

世界遺産なのはもちろんのこと、ケルン駅の真正面にあるロケーションでまずそう感じます。

ケルンの中央駅に行った人は、絶対誰でも大聖堂が目に入りますから。

 

中央駅から出てまずどーんと目に入るのがこの光景です。

ゴチックで荘厳な佇まい、そして、この大きさ。

下から上までカメラに収めようと思ったら、かなり後ろまで下がらないと全景が入りません。

 

ぐるっと一周してみます。

 

これは駅から向かって右側。

最近まで何かステージをやっていたようです。

白とオレンジのテープに囲われて、真ん中にステージがぽつんと残っています。

 

珍しく自分入りで写真を撮ってもらいましたが、全体が大きいので大聖堂より大分手前で取りました。

 

近くで見るとこの迫力です。

 

1つ1つが凝っていて、手をかけた造りになっているのがわかります。

 

そして、ヨーロッパ中の建造物と同じく、、、

ケルンの大聖堂もただいま修復工事中です。

多分真っ黒になってしまった外壁をきれいにしているのでしょうね。

他の壁に比べて、修復された下の壁はきれいに白くなっています。

 

 

ケルン大聖堂のミサ

日曜日には大聖堂の中でミサが行われます。

 

信者ではないのですが、興味があったので一度行ってみました。

 

これが大聖堂の内部です。

 

ステンドグラスがきれいですね。

 

まだミサが始まるまで時間があったので、内部をぐるっと回ります。

 

ミサの人がやってきました。

同じ場所なのに、信者の人がやってくると空気が変わります。

 

赤い服をきた信者の人たちがミサのためにどんどん中に入ってきます。

 

ちなみに信者でない人は中には入れません。

赤いロープの前でチェックする人がいて、私たち一般人は、そのロープの中には入れないのです。

大人の後から白い服を来た子供たちが入場してきます。

子供たちはコーラス隊なのです。

 

大聖堂の真ん中の祭壇前で信者たちがミサを行います。

 

コーラス隊たちは、ドームの右端で歌っています。

私たち一般人も聖書の教えとコーラスを聴きながら、少しだけ信者のムードを味わいます。

 

完全なえせ信者ですが、それでも歌声はここちよく耳に響きました。

 

ケルン大聖堂の上に登ることもできます

ケルン大聖堂は上に登ることもできます。

この時は登りませんでしたが、同じ年の別の時期に登ってみました。

(2019年11月。チケットは大人一人5ユーロ)

 

以前一度だけ登ったことがあるのですが、確かかなり長かった印象。

今回改めて登ると、やはり体力使います。

 

ただ上に登るだけでなく、上に登ってから横移動もあるので移動距離が結構長い。

そして建物の中だけでなく外も歩くので、高所恐怖症の方も要注意!

.

上に登った後の横移動。

塔の工事中のせいか、至る所に格子だらけ。

やっとちょっと景色が見えそうかな、と思っても

向かいにみえるのは塔の足場・・・

むむ、なかなか景色の綺麗なところにたどり着きません。

やっとちょっと外が見えるところにきました。

とは言っても網の目を縫って撮影。

 

足場の工事が終わったらもう少し上からの景色がよくなるのかな。

でも大聖堂を間近に見られて登った甲斐がありました。

 

登っている最中は一体自分がどこを歩いたのか

よくわかりませんでしたが、

下から見ると塔の右の工事中の箇所とかを歩いたのかも。

 

とにかくぐるぐる回った他に横移動もあったので、上の屋根部分の移動もあり、

上下だけでなく、左右の移動距離も結構ありました。

 

写真を見て興味を持った方はぜひ一度お試しを。

 

ケルン大聖堂のライトアップ

ケルン大聖堂の夜のライトアップを見に行きました。

これは日が暮れる前の様子。

 

ライン川の向こう岸から見る景色が大聖堂ライトアップの一番のスポットということで、大聖堂の左側をまわって橋へ向かいます。

いつも道なりに自然と大聖堂の右側をまわっているので、左側に来るのは初めてかも。

 

ゴチックバリバリの大聖堂と比較して、橋は新しくてモダン。

 

すっきりしていてスタイリッシュ。

なんだかここら辺では珍しくて新鮮な感じがします。

 

橋が見えてきました。

鉄橋があって、隣をドイツバーンの電車が走っています。

 

いつもドイツバーンで駅に向かうときに走っている景色はここから見るものなんだな・・・

橋を渡っている最中。

お隣の橋が見えます。

 

ライン川の向こう岸から見るケルン大聖堂のライトアップ

橋から見る大聖堂。

日がくれてライトアップされたらどんな風に見えるのでしょうか。

 

もう夜の8時くらいにはなっているんですが、まだほのかに明るさが残っています。

ドイツは6月は夜の11時近くになっても明るいお土地柄。

9月でも夜の8時はまだ明るい。

 

その代わり冬は4時くらいに暗くなります。

1年のうちでギャップが大きいのが特徴です。

冬の暗さを知っている分、ドイツ人はその分夏の明るさを存分に楽しみます。

 

向こう岸に到着しました。

ライン川の向こうに大聖堂が見えます。

どんなライトアップになるのかちょっとワクワクします。

 

でもまだ日暮れまで少し時間があります。

目の前にイタリアンレストランがあったので食事をしながら暗くなるのを待ちます。

 

レストランの中から大聖堂が見える最高のロケーションです。

ガラスが反射して写真はきれいに撮れないですが、肉眼ではしっかりドームを見ることができます。

 

もう少し暖かい時期だったら外のテラスから直接大聖堂を見られますね。

ベストポジションにあるレストランです。

 

迷うことなくケルンの地ビール【キルシュビール】を注文します。

そして頼んだイタリアンも美味しい!

値段もリーズナブルでゆっくりできて、行って正解!

 

食事をしている間に外が暗くなってきました。

レストランを出て外へ。

 

これがライトアップされた大聖堂!

キラキラとか装飾があったりとか派手なライトアップではないけれど、

どっしりした造りのケルン大聖堂に似合ったライトアップだと思います。

 

しばらく景色を堪能したあと、またライン川を渡って大聖堂へ戻ります。

 

戻ってきました。

 

正面に戻ると特にライトアップはされていないようです。

やはり川の向かい側からの角度が一番なんですね。

 

ケルンの街の様子

ケルンと言えば大聖堂ですが、それ以外の街の様子もみどころがあります。

 

大聖堂の周りをちょっと散策するだけでかわいい建物がたくさん見られます。

 

川沿いにレストランやアイスカフェなどがたくさん並んでいてよい景色を眺めながら

ゆっくりした時間を過ごせます。

 

こんなかわいい観光バス(?)なども走っています。

そして忘れてはいけないのは、ビール!

ケルンの地ビール【キルシュビール】はここでしか飲めないケルンの地ビールです。

 

お隣のデュッセルドルフにある地ビール【アルトビール】とは全然違うケルンのキルシュビール。

アルトビールに比べてキリっとした味わいです。

 

もちろんキルシュビールだけではありません。

この通りはビール通り。

ギネスビールや他のビール、ビールだらけの看板を見ているだけでも

ちょっとウキウキしてきます。

 

たくさんありすぎて、どの店に入ればいいか目移りしてしまいます。

 

これがキルシュビールです。

ドイツで主流の500mlではなく、350mlの少量を試せるので新鮮なうちに飲み干せます。

 

川沿いでは子供たちが大きいシャボン玉を追いかけて遊んでします。

のどかな風景です。

 

そして、どこからでも目に入るドームがやはりケルンの街を象徴しています。

 

みなさんも一度機会があったらぜひ行ってみてください。

ドイツらしい風景を楽しめる土地です。

 

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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

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