ドイツに来てから、1年で10キロ太っちゃったよー(@_@。。。
確かに、こういう人をたまに見かけます。
実際、1年ドイツに滞在すると太ってしまう人は多いのです。
でも誰でもそうなってしまうわけではありません。
今回は太る原因と、太る人と太らない人との違いについてご説明します。
自炊派か外食派か。。。自炊派の場合
自炊派か、外食派か、太る人と太らない人は、まずここで分かれます。
自炊派であれば、自分で味付けも量も自分で調節できます。
そうすれば、ドイツに来たからといって、極端に太ることは避けられます。
難点があるとすれば、ドイツでは、日本と同じような食材は手に入らないということです。
アジア用の調味料、お刺身用の新鮮な魚、キノコ類、こんにゃく・はんぺん・ちくわなどの練り物、大根等の野菜、薄切り肉、牛挽肉は手に入りません。
日本のお米や納豆や豆腐もアジアンショップに行かないと手に入りません(しかも高い)。
食材だけではなく、ドイツには出来合いのお惣菜がありません
それに加えて、ドイツにはコンビニもないですし、出来合いのお惣菜もほとんどありません(>_<)。
コロッケ、天ぷら、煮物、おにぎり、お弁当、ポテトサラダなどの出来合いのお惣菜がスーパーやコンビニに行けば、いつでも買えた日本はまるで夢の国です。
(しかも日本は、毎日のお惣菜だけでなく、日常のお菓子のクオリティも間違いなく世界一。ドイツの同僚に日本のスーパーのお菓子を買っていくと、段ボールひと箱買っても、一週間でなくなります。)
更に、パスタなど日本にもドイツにも共通してあるものでも、味付けが違います。
ドイツにあるパスタは、カルボナーラ、ボンゴレ、ペペロンチーノやボロネーゼ、ペスカトーレ等、ソースの基本はトマトかチーズか、白ワインなど。
日本のような、明太子味、シーチキンマヨネーズ、梅風味、イカ墨、納豆、キノコ醤油、きざみ海苔などは存在していません(T_T)。
なので、ドイツにパスタが存在しているといっても、日本風ソースはなし。
つまり、家にいて、日本の味が恋しくなっても自作するしかないって事(>_<)。
今はまだアジアンショップでそこそこのものが揃うのですが、昔はアジアンショップの品揃えも今より少なく、納豆を自宅で菌から栽培していたと言っていた友人もいました。
今でもシソなどを毎年育てている人も多いです。
私もありがたいことに、毎年シソ頂いています(^^)。
誰もが日本食が恋しくなるので、こちらに長く滞在している人たちは料理上手が多いです。
家で持ち寄りのパーティがしょっちゅう開かれるのもわかります。
外食の場合
このように、自炊の場合は自分でコントロールできるのですが、なかなか自炊が難しく、外食が多い方の場合、問題が起こりがちです。
一年に10キロ太った、という人もやはり外食が多い人に多いです。
そんなこと言ったって、自炊しようにも、スーパーに見知った材料があまりなく、しかもお惣菜が売ってないなら、無理じゃん( ̄▽ ̄)。。。
せっかくドイツに来たんだから、現地のもの食べてみたいし・・・
だからと言って、10キロ太るまでほっておくことないだろー!
まあ、確かにその気持ちはわかりますが・・・(-.-)
ドイツにきて、ついつい太ってしまう原因として主に以下の事が挙げられます。
1.ドイツの一人前は量が多い
2.ドイツの味付けはしょっぱいものが多い
3.しょっぱいものはビールが進む
4.しかもビールもワインも安いので、ついついたくさん飲んでしまう
5.ドイツの甘いものはとことん甘い
6.しょっぱかったり、甘かったりするものは、繊細な味付けで野菜たっぷりの健康的な料理より、量が多いのに安い
見てください、甘いものの一人前の大きさ。
こってりした甘そうなマフィン(美味しいんですけどね)。
サラダなのに、このボリューム。 いくらでも飲めちゃうビール。
揚げた肉の塊(旨いよ)そして付け合わせ。ワインがいくらでもすすむチーズたち。
一人前の量が多くて、しかも高くないとなれば、ついつい外食が多くなるのもわかります。
大学の学食などに行くと、もっと安く大量に食べることができます。
貧乏学生には、涙が出るほどありがたい仕組み。
家での自炊が面倒、しかもアジアの食材はあまりないし、アジアンショップは高い、となればこの道を進んでしまう人が多いのもわかります。
しかし、安易にこの道を進んでいしまうと、一年後には10キロ増が待っています!
ちなみに私の場合は、ドイツで毎日自炊したわけではないですが、幸いといいますか、、、
日本でも山ほど食べても太らない体質だったこと(おにぎり一度に10個とか、食べ放題でパフェ10個とか可能でしたw)、日本で社会人だったとき毎日のようにあった飲み会がドイツでは激減した事が功を奏し、ドイツでもまったく太ることはなかったです(´▽`) 。
外食もたまにはいいけど、ほどほどにね!
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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。
記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。
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