マドリードオープンテニス 観戦記⑧

2018年5月9日(水)

マドリードオープンテニス

試合は日曜日まで続きますが、観戦は本日が最終日です

 

(昨日のテニス観戦の様子は観戦記⑥観戦記⑦へ)

昨日のテニス後から本日のテニス前までの様子は観光記⑦へ)

 

午前中は錦織選手が練習していました

昨日、本日のドローを確認して、今日は遅めの出発でいいと判断した私達。

しかし、練習コートの予約をチェックするのを忘れていました。

 

今朝になって、錦織選手が、本日の午前中練習コートを予約していたのを知りました。

 

fujiko-sad

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うー、気づかなかったよ~(@_@。。。。

 

 

しかし、知った時はもう遅かった・・・

 

fujiko-sad

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今日もマドリードに滞在していたとは・・・(;_;)

 

知った時、一瞬”今から会場に向かおうか”、と迷った私でしたが、そもそも時間ぎりぎりだったのと、まあ、試合も観戦できたし、練習も私は二度間近で見られたし(ドイツから後半参戦してきたお仲間も一回は見られたし)、ということで。。。

 

fujiko

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うー、今日の練習観戦できないのは残念だけど・・・

まあ、仕方がないや。

 

くらいの気持ちで諦めたのでした。

 

思えば、日曜日に急遽、困難を乗り越えあれだけのパワーでチケットを取った勢いはどこへやらwww

 

人間慣れてくるもんですね。自分でも驚き。

”初”錦織観戦の時はあれだけ真剣だったのに、最終日はこんなもんです(*‘∀‘)。

 

fujiko

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次はハレの大会で活躍しているところを見たいです。

鬼門のドイツのハレの”ゲーリーウェーバーオープン”

3年連続棄権を乗り越えて、今年こそ頑張ってください!

 

と、お祈りして終了。

 

本日のメインは、ナダル・ズべレフですが・・・

試合も中盤戦、いよいよ一回戦目を免除されていた、シード選手が登場します。

 

本日のメインイベントは、シード1位と2位の”ナダル””アレクサンダー・ズべレフ”

ナダルの練習は昨日さんざん見て、ズべレフのダブルスも昨日しっかり観戦しましたが、シングルスの試合はまた別物。

ただ、私個人としては、ナダルに関しては、当時まだ無名時代、シュトゥッツガルト(この大会もこじんまりとして結構お勧め)のコートを、テレビカメラの枠に収まりきらないくらいのフットワークで縦横無尽に走り回っていた頃から観戦していた事、

そして、ズべレフの試合もフェデラーに打ち勝った強烈な試合を観戦しているので、お初の錦織選手ほど”何がなんでも感”は少ない。

 

果たしてドローは・・・

5月9日(水)センターコート スケジュール

ジョコビッチ 14時以降

ナダル 16時以降

ズべレフ 最終試合

 

fujiko-sad

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あー、ズべレフがナイトセッションに来たかー(>_<)

 

幸い、第2コートの試合はなかったけど、ズべレフがナイトセッションに入ってしまいました。

ナイトセッション特別なチケットが必要な試合。

 

しかも昨日は食事のチャンスがなく終わったので、今日は昨日ドイツからの合流組と、夕食の予定を立てていました。。。

 

fujiko-sad

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ズべレフ、今回はあきらめよう・・・(T_T) 

 

ちょっと残念・・・でも彼ならまたどこかで会えるだろう。

それにしても、ジョコビッチもう2回戦なんだなあ。

fujiko-sad

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あー、ここで錦織の2回戦があったかもしれないのになあ~(:_;)。。。

 

と、意味のない、”タラレバ”を思いつつ、まだ時間があるので、今日も練習コートから一通り見て回る。

練習コートに一目見てわかる人だかりがあるなー、と思ったら、またもやナダルが練習中。

今日はこれから試合だから、昨日みたいに長時間練習はないだろうけど、三日間とも私が来た時、いつもナダルが練習している。

でも、ナダルは競争率が激しいし、昨日彼の練習は思いっきり観戦したので、今日はスルーで他の選手をみてまわります。

あ、ラオニッチも練習している。

fujiko

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今回、ラオニッチの遭遇率も多いなあ。

試合を2度観戦したのも今のところラオニッチだけだし。

 

その後、

friend

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3番コートに一回も入ったことないから、3番コートに行ってみよう!

 

ということで、3番コートに。

2番コートは有料だけど、3番コート以下は席も決まっておらず、フリー。

ということは、、、

 

fujiko

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フリー席コートのうち、3番コートが一番ランキング上位選手の、面白そうな試合をやる可能性が高い。

 

スケジュールを見ると、女子で今大会シード2位のウォズニアッキの試合が組まれている。

 

これが今回初の第3コート。そこそこ大きいです。

まだ男子の試合をやっていました。

でも、電光掲示板でスコアを見ると、もうそろそろ終盤。

 

男子の試合終わったあと、お目当てのウォズニアッキの試合です。

 

男子の試合は後ろで見ていましたが、終わって次の試合の準備をしている間に、一番前の席に移動。

friend

friend

せっかく自由席なんだから、前で見なくちゃ。

こんなチャンスはめったにない。

 

サイド側の一番前の席に移動。ちょうど、リターンラインの目の前。

私たちより前にいるのは、線審だけ。

というか、私たちが線審の代わりができるくらい。

普通にスマホカメラでこれだけ撮れる近さ!

この角度でコートが撮れちゃうとか、なかなかないです。

 

fujiko-happy

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感動~~~(*^▽^*)

 

選手が来ました。

ウォズニアッキと、お相手は・・・キキ・ベルテンスって読むのかな。。。

Kiki Bertens (NED)   vs   C. Wozniacki (DEN) (2)

 

fujiko-happy

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うわ、選手が近いーーー(≧▽≦)

これは素晴らしい!

 

思えば、普段、男女共同開催の四大大会は別として、観戦に行くのは、ほとんど男子の試合ばかり。

こんなに間近でプロ選手の試合が見られて、しかも女子。

あまりにも近すぎて、コート全部が写真に収まりきらないくらい。

fujiko

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これは、がっちり見て参考にしなくちゃ!

 

流石プロ、迫力が違います。

インパクトの音が違うし、なにより、いつもちゃんと振り切ってるし。

見てください、ウォズニアッキ選手の振り切りを。

 

クレーでボールが常にネットより高く跳ねるっていうのも、アマチュアにはないこと。

 

一緒にいた友人は、”ガットのテンションきっとものすごく高いよ”っていうけど、私にはわからない。

20年前と比べて、ガットって柔らかく張る傾向になってきてない?

プロってそこらへんどうなんだろう。。。

選手によってものすごく差がありそうだけど。

 

フォアハンドの体の開き方、本当に勢いのある球を打ちたかったら、今まで習ってきたタイミングより、ほんのちょっと早く体を開くこと、、、

それを目の前の選手が実践しているよ。

 

試合前の練習みているだけでも値千金だけど、試合が始まるとさらに迫力が増す。

リターンラインの真横にいると、選手のサービスの様子が一挙手一投足見える。

やっぱりものすごいジャンプしている。だけどもちろんフットフォルトなんてしてない。

  

この、ジャンプ!ほんと、見とれちゃいます。

 

この試合で、間近で撮った動画。各選手のサービスゲームを1ゲームずつ。

これが後から見たら、お宝もの。

friend

friend

これは絶対、いいイメージトレーニングになるよ!

 

というお墨付きをもらったけど、果たして私がこの動画を有効活用できるのか???

 

でも、とにかくよい試合でした。

だけど、予想外だったのは、第2シードのウォズニアッキの試合を見に来たつもりだったのに、相手のキキという選手の方が始終押していて、体重の乗ったいい球を打っていた。

そして、なんと、ウォズニアッキ選手を2-0で退けてしまった!

Kiki Bertens (NED)                 6          6

vs

C. Wozniacki (DEN) (2)          2          2

いやー、乗ってたんですよ、本当に。勢いのあるいい球を打つし、それだけでなく、ドロップショットなんかもいいところで決める。

fujiko

fujiko

いやー、強かったねえ。

始終押してたし、乗ってた。

 

なんて言ってたら、このキキ選手、この先もどんどん勝ち上がって決勝進出!

決勝では負けてしまって、準優勝でしたが、乗っている選手が第2シードを圧倒的に破る試合を間近で見られてとてもラッキーでした(≧▽≦)。

fujiko-happy

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お宝動画まで撮っちゃったしねーーー(^^♪

 

この試合があまりにも値千金だったので、センターコートでやっているジョコビッチの2回戦、スルーしてました。

friend

friend

ジョコビッチ今、かつての勢いはなくなってきてるし、何より、センターコートに行ったって、こんなに間近で試合みられないもんね。

 

ただ、試合経過だけは追っていたら、今ちょうど頑張って、セットカウント1-1になったらしい。

第3コートの試合は終わったことだし、センターコートに向かう。

これが、センターコートの席から撮った写真。

そりゃあ、試合見れないことはないけれど、さっきの特等席とはやっぱりだいぶん違うよなあ・・・

 

到着したら、ちょうどジョコビッチの試合、3セット目が始まるところでした。

やはり”無敵”時代は過ぎてしまい、球にかつての勢いがない。

錦織との試合だって、決して手も足も出ない感じじゃなかったのに(しつこい(=_=))。。。

 

試合を見ていても、垂直なフォーム。

ぶれがなくて、軸がしっかりしているってことなのかな。

それぞれの選手、本当に特徴があります。

 

結局、ジョコビッチは勢いに乗れず、この試合負けてしまいました。。。

Kyle Edmund (GER)                    6        2       6

vs

Novak Djokovic (SRB)(10)         3        6       3

 

でも、予測できる試合展開だったのが、ちょっと悲しい(;_;)。。。

fujiko-cry

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もう一度”神”レベル復帰ありえるかなあ・・・(希望)

 

さてさて、次はいよいよナダルの出番です。

登場の時後ろに流れてくる音楽からして、違う。

出てきただけで、ものすごく盛り上がっています。

 

練習中も、何をしても注目されてる感じ。

fujiko

fujiko

さすが、スペインの星だね!

 

今回がナダルの初戦。相手はフランスのモンフィス。

今はノーシード選手だけど、2017年最終ランクは7位だし、そこそこよい選手。

細くてすらっとした選手。193センチある。

 

試合は。。。

ん~~~・・・

序盤はまずまず、互角に3-3くらいまでいく。

ただ、そのあとモンフィス打ちすぎというか、ミスが目立つ。

観客もナダル応援が圧倒的だし・・・

friend

friend

あー、序盤の試合でありがちな展開になっちゃったね。

 

fujiko-sad

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そうだね・・・まさしく(T_T)

 

Rafael Nadal (ESP)          6            6

vs

Gale Monfils (FRA)          3             1

 

このような、圧倒的な試合結果で終わってしまいました。

ナダルの圧倒的パフォーマンスは観戦できたけど、余裕すぎて、白熱したよい試合だったかと言えば・・・そこまでではなかったなあ。

序盤の試合はこういうことが起こりがち。

試合直後の二人。

観衆は大喜びですが、まだ緒戦ということで、ナダルはインタビューでも落ち着いたもの。

試合後も、軽い感じでコートを去っていきました。

 

大会って、序盤戦・後半戦、それぞれ特徴が違う。

”知っている有名選手のプレイが見たい””好きな選手と個人的に話してみたい””白熱したプレイが見たい””近くで見たい””たくさんの選手が見たい”等々各自希望があると思うので、それを踏まえて、前半戦か後半戦か選ぶと楽しいです。

大雑把に言うと【特定の選手が見たい】のか、それとも【いい試合が見たいのか】に分かれると思います。

どちらかと言うと、前半は体力勝負。後半はゆったりくつろぎ観戦型です。

 

今日もまだ試合は続くけど(ズべレフのナイトセッションもあるけれど(>_<))、今回のテニス観戦はこれにて終了!

マドリードオープンに来たのは初めてでしたが”大会の大きさ””男女同時開催””選手のレベル””試合期間””価格””会場のロケーション”なども含めて、バランスのいい万人に楽しめる大会ではないでしょうか。

お薦めです。

 

これにて、マドリードオープン観戦記終了です。

 

この後の話は、観光編⑧へ続きます。

2018年5月9日(水) 本日のテニスのメインイベント、ナダルの試合も終わりました。 これでテニス観戦も終了です。 (...

 

 

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ハイデルベルク大学修士卒業・ハンブルクの企業で代表を務め、社内ベンチャーで異業種起業をして繁盛店にする。

記事執筆・翻訳通訳・ドイツ語個人レッスン経験あり。

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